千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする

山本直史です。

 

千葉市の小中学校にもエアコンが設置されます!

 

我が会派もかねてより千葉市の小中学校の普通教室へのエアコン設置をずっと要望して来ました。

 

千葉市では限られた財源を当初は「校舎の耐震改修費用」に充てて来ました。

耐震工事が目途がつくと、その後は「和式トイレの洋式化」や、「大規模改修」などを積極的に進めて来ましたが、今後は別途予算を確保して普通教室へのエアコン設置が進むことになります。

 

今朝、熊谷俊人千葉市長がフェイスブックでエアコン設置を表明しましたので、その内容をコピペさせていただきます。

 

また、9月議会に議案が提出され場合、千葉市議会の会派で小中学校普通教室へのエアコン設置を反対する会派はありませんから可決成立する見通しです。

 

実際に設置され、稼働するのは再来年の夏になりそうですが、いよいよ小中学校普通教室にエアコン設置が実現しますので本当に嬉しいニュースでした。

 

(↓熊谷市長のフェイスブックから引用)

千葉市の全市立小中学校の普通教室にエアコンを設置するための関連費用を9月議会に提案します。
 

全166校に設置する大規模事業となるため、工事業者の確保等の観点から工期は複数年になりますが、少なくとも小学校は再来年の夏までに全校設置できるよう、コスト・期間ともに優れた方法を検討します。

 

現時点では整備に66億円、ランニングコスト年2億円と試算していますので、財源の確保が必要です。国の補助は満額付いても実質6分の1程度であり、補助制度の見直しを求めていくほか、議会と相談の上で既存事業の見直しで一部をねん出することで将来世代の負債軽減を図っていきたいと考えています。

 

また、エアコン整備以外の対策として、学校においてスポーツドリンク(希釈したもの)、保冷剤等を9月中に全校配置するほか、学校教材の持ち帰りを最小限化し、児童生徒の登下校の負担を軽減する等の対策を取ることも市教委より各学校に伝達することとします。

 

千葉市はこれまで耐震補強工事に集中的に予算を投入し、耐震率100%を達成した後は、1年間を通して使用する学校トイレの老朽化・洋式化や、建物本体の老朽化対策としての大規模改修や外壁改修、締め切って使用する音楽教室や特別支援教室へのエアコン設置などに集中的に予算を投入してきました。

 

これに加えてさらにエアコン整備をしますので、財源確保について真剣に検討する必要がありました。千葉市は昨年ようやく「脱・財政危機」宣言を解除し、未来への投資を上積みできる状況となりましたが、気を緩めずに健全化を進めていかなければなりません。

 

エアコン整備は私たちのポケットマネーで整備するわけではなく、市民の税金によって整備します。上記で紹介した金額分、何かの施策ができなくなるか、借金等の将来負担で整備するわけです。私は既存事業の見直しを行い、少しでも将来世代の負担を押さえるべきだと考えています。

 

今夏が始まる前より、エアコン整備で恩恵を受ける子育て世代を対象とした制度に見直しの余地はないか等々、研究を行い、ある程度の目算がついたため、今回実施を決断したものです。

(↑以上引用)

 

※写真はイメージです。