千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする

山本直史です。

 

昨日、中国の鎮江市に入り、今日は2日目となった。

本日は日本から来た起業家と鎮江市政府とのビジネス協力関係を構築するために鎮江市人民政府主催の懇談会が開催された。

この鎮江市は人口318万人都市だ。(日本で人口300万人を超えているのは横浜市くらい)


この鎮江という都市は一昨年開催された気候変動パリ会議において習近平総書記が「鎮江市は未来がある都市」であると、中国における新型低炭素都市プロジェクト「鎮江モデル」を世界に発表した都市である。

習氏が世界に向けて発表したことを受けて、「21世紀型低炭素社会」を早急に構築するために、外国企業に補助金や優遇政策などを設け、新しい産業クラスタによる経済開発区における開発が促進するための複数のプロジェクトが始まっているが、全般的なビジネスコストとしても上海の1/2(50%減)程度と言われている。

ちなみに、中国国内に26都市ある低炭素プロジェクトモデル地区の中でも、この「鎮江モデル」はもっとも世界が注目するモデル都市と言われていることもあり、世界中から様々の最先端の環境技術が同市に集まるようにしている。

今回の鎮江市との日本側の民間友好視察団は越境会(石田 和靖会長)が江蘇省鎮江市人民政府との間で進めているが、この懇談会の場で、石田氏は宇宙戦艦ヤマトの映画監督(羽原 信義監督)による、遣唐使をモデルとした鎮江市を舞台とした、現代版遣唐使「ロボット遣唐使」のアニメ映画を作る計画があることも披露した。

今後、鎮江市との関係を構築して行くために押さえておきたいポイントをまとめると以下の5点となる。

①中国と日本の友好協力に積極的に考えている
②環境教育(中国トップクラスの低炭素プロジェクトプロジェクトのモデル都市)
③歴史教育(遣唐使の都である鎮江市は、日本と中国との何百回にも渡る交流の歴史がある)
④技術開発教育(VR、AI、Eラーニング、新世代エネルギーなどの技術を世界から集まる環境を整えている)
⑤心の教育(外からこられた方(外国人のビジネスマンなど)に対するおもてなしの心が強い人々)

まだまだ鎮江市のことを知りたいという、魅力ある都市であることは間違いない。