山本直史です。

アメリカのトランプ大統領がシリアのアサド政権への攻撃を指示したとの報道があった。

理由は化学兵器が使用されたというものだが、渦中にいる市民の皆さんにとってはとにかく戦闘状態が終わって欲しいと願っているはずだ。

背景にはアサド政権をサポートしているロシアとアメリカとの代理戦争という意見もあるが、「化学兵器を使ったアサド政権に対して人道的見地からの報復措置」という大義名分で、トランプ大統領自身の国内支持基盤を強固にすることが裏のミッションにある限りない、シリアにおける本物の和平はまだまだ来ない。

国会では、依然として森友学園、加計学園、自衛隊の日報問題が熱く議論されているが、世界情勢はどんどん動いているということを意識して視野を広げる必要があると感じている。