千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

 

~平成29年第4回定例会(一般質問)~

【まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略について(2回目)】

 

【質問3】

総合戦略の見直しに合わせて、KPIも見直していく事について見解は?

 

【総合政策局長答弁】

「まち・ひと・しごと創生」の取組みにおいては、施策等の進捗を検証し、PDCAサイクルを効果的に機能させるため、KPIの設定が求められている。

 

千葉市総合戦略においても、国の示すところや、本市「まち・ひと・しごと創生会議」などでの審議を踏まえつつ、新基本計画に基づく政策評価制度における指標を採用するなどして設定している。

 

しかしながら、総合戦略の進捗管理等を行う中で、設定したKPIが施策等の効果検証を行うには必ずしも適切ではないと考えられるものや、状況の変化により修正が必要なものがあるなど、指標そのものの設定に課題が生じていることも承知している。

 

現在、政策評価制度の再構築の検討などとも連動させつつ、KPIの見直しも含めた、総合戦略の見直しに着手しており、来年度上期を目途に改訂作業を進める。

 

【山本の視点】

一生懸命作った計画も、それが「絵に描いた餅」では問題だ。

 

しかしながら、人口ビジョンを実現するために「人口を増やす」ことは、そう簡単な

事ではないと考えている。

 

いや、むしろ市役所が作った計画通りに市内人口の増加が実現できるほど甘いものではないと考えている。

 

だからといって、何も考えず、何も改善のための計画を立てず、何もアクションを起こさない無策なままで良いはずがない。

 

未来に対して我々現役世代がキッチリと責任を果たしていかなければならないはずだ。

 

そのための計画であり、計画の進捗状況を計る指標が「KPI(重要業績評価指標)」であると定義しているのであれば、その「KPI」の設定自体が常に適正である必要があるだけでなく、各種政策がキッチリと効果を上げているかを最も効果的に検証できるKPIであるべきだと考えている。

 

今回の質問に対する答弁では「2018年の上期までに見直す」との答弁があったので、今後の進捗状況について注視して行きたい。