千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

 

~平成29年第3回定例会(一般質問)~

【新しいKEIRINの可能性について】

 

先ほど、「新たなKEIRIN」について、それがどういうものなのか、そして向かっていくべき理想像はどこにあるのかということを伺いました。

 

新しい競技場では競輪だけではなく、事業者によって様々なスポーツやイベントなども行っていくようです。

 

そこで、競技場全体として見た場合、事業がどのように進められていくことになるのでしょうか。

 

【質問3】
事業者からの提案は、千葉市が施行する競輪事業の競技場を民間事業者が建設するという、いわば官民共同プロジェクトといえますが、市としてその根底となる理念やビジョンの部分をどのように考えているか?

 

【経済農政局長答弁】

競輪事業を核としつつ、事業者が実施する自転車競技をはじめとする様々なスポーツ、さらには集客イベントの開催や、市民への貸出等により、多様な層の人々が集う、新たな賑わいの創出につながる事業展開を求める。

 

一方で、これまで行ってきた地元学校の自転車競技部等への走路開放といった、選手育成や市民スポーツの場としての機能の継続・充実や、本市が推進する「自転車を活用したまちづくり」推進の拠点的機能、地震等の大規模災害時の防災拠点としての機能についても求めていく。

 

さらに、新たな施設は千葉公園と一体的なエリアに整備されることから、施設の配置や運営に関しては、同一敷地内に整備する予定の本市の体育館を含む、千葉公園全体の再整備と調和したものであることが必要と考えている。

 

【山本の視点】

この質問のポイントは、競輪場を単なる競輪の競技だけをする場所にとどめるのではなく、競輪以外のスポーツイベントの開催や、音楽イベントなどの、これまでには無かった「多目的ホール」として活用をすることが出来れば、千葉駅近くの抜群なロケーションにある多目的ホールに、千葉市から新たな魅力を発信できるイベントを誘致できると考えたからです。

 

競輪の専門誌を片手に赤鉛筆を持った、まさに「競輪をするために来る人」だけでなく、競輪以外のイベントを目的に多目的ホールを訪れる方が増えることで、これまでとは一味違う賑わいの創出になると考えています。