千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

 

~平成29年第3回定例会(一般質問)~

【新しいKEIRINの可能性について】


【質問2】
全国で初めてとなる250競輪を実施するにあたり、千葉市が目指す理想像とはどのようなものか?

 

【経済農政局長答弁】

オリンピックや世界選手権、ワールドカップ等、自転車競技の世界トップクラスで戦う選手と日本の選手がしのぎを削るレースを競輪の場で提供すること。

 

また、競輪で活躍、成長した日本の選手が、自転車競技の場を含む世界のトップクラスにおいて活躍すること。

 

このようなことなどを通じて、〝公営競技”としてはもとより、見る〝スポーツ”としても十分な魅力を持ち、多くの方に楽しんでいただける状態が、競輪の目指す理想像だと考えいる。

 

加えて、相乗効果、波及効果として、自転車競技全体に対する注目度や競技力の向上にもつながることを期待しております。

 

【山本の視点

公営競技である競輪の開催は地方自治体しか出来ない。

 

そのため、千葉市のように競輪の運営業務を自治体から民間企業に包括委託をすることで、運営コストを削減し、結果的に自治体の歳入増を増やす事例が増えている。

 

千葉市の場合には、民間企業からの提案により、2020年に世界基準である「木製250バンク」の競輪場として新しく生まれ変わることになるのだが、それでもなお競輪事業を実施するのは地方自治体である千葉市なのだ。

 

そして2020年に新しい競輪が実現した際に必要になるのは、千葉市側と包括委託を受ける企業側と「新しい競輪」というビジョンの共有であると考えている。

 

そして見方によれば今回のプロジェクトは壮大な官民連携プロジェクトとも言える。

 

当たり前と言えばそれまでだが、「新しい競輪」という概念やビジョンを地方自治体側と民間企業側が「共有していること」非常に大きなポイントであると考えてこのような質問を行った。

 

写真:2015年UCIトラック世界選手権フランス大会