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山本直史です。

 

民進党議員うち何人が「希望の党」の公認となるのか・・・。

まさに希望の党の小池代表が最終的な判断を下すのだろう。

 

安倍総理が衆議院を解散して以来、今回の総選挙のキーマンとして常にマスコミからマークされている中心人物は紛れもなく「希望の党」の小池代表(都知事)であることは間違いない。

 

個人的な意見ではあるが、今回のように急造された政党が自らの党勢を拡大することを目的に「数合わせ」を優先し、「政策の一致を後回し」すれば、必ず選挙が終わった後に党内に火種が残り、内紛の元凶になると考えている。

 

もちろん、「数は力」という言葉はあるが、「烏合の衆」ではすぐに有権者の心は離れるだろう。

 

そのように考えれば今回、希望の党の小池代表は、全ての民進党議員を受け入れることはサラサラ無いと発言しているが、新党の代表とすれば当然の事だ。

 

むしろ、ここを一ミリでも譲ってしまったら、希望の党は一気に失望の党へと求心力が失われる。

 

ただ、残念ながら「希望の党」が何を目指し、何をどうしたいのか?という具体的な政策が示されないとなかなか賛否を示すのも難しい部分もあるが、民進党の前原代表が民進党は現職も含めて今回の選挙では「公認をしない」と宣言している以上、民進党衆議院議員は一人ひとりが自らの政治信条に従て「言行一致」の行動を取るときが来たと言える。

 

選挙で立候補する議員が自らの信念に従った覚悟を示すことが出来なければ

有権者は投票する判断が出来ない。

 

このタイミングでは候補者である現職の民進党衆議院議員には、自らの政治信条に照らし合わせて「希望の党」の方向性と同じであれば公認申請をする「選択肢がある」。

 

当然、無所属で選挙戦を戦う判断もあるので、憲法改正や安全保障で政策が合わなければ、自らの政治信条に背いて「希望の党」の対して公認申請するのは筋が違う。

 

民進党の最大支援組織の連合からは「希望者を全員受け入れなければ、支援を考え直す」と発言されている方がいるとの報道もあったが、それは見方を変えれば脅しにも見えるが、残念ながらその脅しは全く通用しないと見ている。

 

あと10日あまりで選挙戦に突入するが、希望の党の公認する候補者がどのようなメンバーになるのか?そして、どのような公約を掲げて選挙戦に臨むのか?

 

公認候補者が決まり、選挙事務所の準備や、選挙カーの準備、さらには候補者のプロフィールやマニフェストなど有権者が「判断」出来るだけの材料の準備が間に合うのか??などいろいろな心配も出てきているが、それでも「希望の党」の動きから目が離せないのは事実だ。