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山本直史です。

民進党の新しい代表に前原誠司氏が選ばれた。

前原新代表は

 

「まずは党の再生から始める」と述べ、さらに「私は他の勢力との連携や協力の可能性を排除しません。私たちの掲げる理念政策を高く掲げて皆さま方に協力をお願いします」

 

と、野党再編に向けて積極的な姿勢を打ち出した。

しかし、問題の根幹は「民進党が掲げる理念政策」が党内で一致できるかではないか。
 

まずは党内で統一の理念政策が決まらなければ、野党再編に向けた「軸」が定まらない。

例えば、憲法改正についてはどのように考えるのか?
例えば、原発などのエネルギー政策についてはどのように考えるのか?

そもそも民進党は「何を実現するため」の政党なのかを、わかりやすく発信する必要があると考えている。

その上で、前原新代表が目指す「野党再編」を民進党が軸となって進める際に越えなければならないのは「共産党」との連携スタンスであり、都民ファーストとの連携スタンスだろう。

しかも、その「連携」とは言葉で言うのは簡単だが、実際に「連携」するためには小選挙区における選挙協力が伴うはずなので、本当に次なる解散総選挙までに民進党が軸となって、連携や調整が推進できるか、まさに前原新代表の手腕が問われている。

 

今後、新たに決まる三役人事や、政党支持率の推移に注目して行きたい。