千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

昨夜遅く北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)と思われるミサイルを発射し
北海道積丹半島の西沖200キロ付近にあたる日本の排他的経済水域に落下したとのニュース。

このミサイル発射によって航空機や船舶の被害は出ていない模様だが、
この北朝鮮による傍若無人な挑発に対して国際社会は結束して厳しい対応を
する必要があるだろう。

日本政府は「まだ大丈夫だろう・・・」と楽観的に考えているとは決して思えないが、独裁国家である北朝鮮による核開発(ICBMに搭載できる小型の核爆弾の開発)スピードと、今回のような大陸間弾道ミサイルの性能向上が加速している様子を考えると、平和ボケしているのは日本だけで、実は相当深刻な脅威が迫っているとも言える。

報道によれば、このミサイルは発射から約40分間飛行し続け、到達した高度は
通常よりも高い3500キロを大きく超えていたと報道されており、このミサイルの
到達高度が3500キロを超えたということは、打ち上げる際の角度を変えることで
論理的には大陸間弾道ミサイルになりうることになる。

不用意に不安を煽ることはしたくないが、北朝鮮の軍事技術の進化と挑発活動が加速していることは不気味であるし、今回の大陸間弾道ミサイルの発射のタイミングも気になっている

それは安倍内閣の支持率が下がり、稲田防衛大臣が辞任を表明した直後だからだ。

日本の北朝鮮への対応については「対話と圧力」の両面で対応して来ているが、ここまで挑発を繰り返されると当面は対話よりも圧力という選択肢を取らざるを得ない。

しかしそうなると、可能な限り早期の解決を期待していた横田めぐみさんを
はじめとする北朝鮮による拉致被害者の解決はさらに先になると予想される。

こんな時こそ物事は冷静に判断すべきではあるが、北朝鮮は本当にやっかいな国だ・・・。