千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

北朝鮮が本日の朝に大陸間弾道ミサイル発射し、朝鮮中央テレビは臨時ニュースで「発射に成功した」と放送したとの報道があった。

僕自身は当初正直に言って「あっ、またか!」という気持ちになったが、その後に「ちょっと待てよ?」という気持ちになった。

というのも、仮にこれが朝鮮中央テレビのニュースの通り、本当に大陸間弾道ミサイルの成功だとすれば、あの北朝鮮が核兵器を搭載可能な大陸間弾道ミサイルを手に入れた可能性が高まったとも言える。

もちろん本音としては「北朝鮮の技術レベルではそう簡単にミサイルに搭載可能な小型核兵器の開発や大陸間弾道ミサイルの開発など出来るはずがない・・・」と思いたいが、その思い込みは知らず知らずのうちに「平和ボケ」となり、正しい判断を鈍らせている可能性もある。

軍事評論家の中には「北朝鮮をあなどってはいけない」と主張する方もいらっしゃるので、やはり自分に都合良く解釈するのではなく、常に最悪の事態を想定して動くというスタンスに立つ必要がありそうだ。

 

そう考えると、今回の大陸間弾道ミサイル発射は、日本が国防上でかなりの深刻な事態に突入したとも言える。

それを裏付けるのは、今回発射されたとされる大陸間弾道ミサイルの「最高高度」だ。
 

実に上空2800キロまで到達していたとの報道もあるので、それは発射角度を変えることで、必然的に飛距離が大幅に伸びることを意味している。

まずは何としても北朝鮮の核兵器小型化技術と、大陸間弾道ミサイルの開発状況がどのレベルまで到達しているのかを知りたい。

そして北朝鮮はアメリカのトランプ大統領から強いプレッシャーをかけているなかでの、今回の暴挙に出たことを考えると、国際社会は北朝鮮に対してさらに結束して効果的な制裁を行う必要があるし、日本の危機管理体制もいよいよ次のステージに引き上げて行く必要があると感じている。

ホント、北朝鮮はいい加減国際社会に対する挑発行為はやめていただきたい。