山本直史です。
ようやく週末・・・。
今週は議会が開会されたこともあり、とても濃密な1週間でした。
僕は千葉市民なので直接関係はありませんが今週の日曜日はいよいよ東京都議会議員選挙の投票日ですね。
個人的な意見として・・・
ここに来て自民党候補には逆風が吹いているように思います。
本来、国の動きや自民党国会議員の不祥事は直接的に都議会議員にはあまり関係がありませんが、投票行動には大きな影響があるように思います。
離党したとは言え、「この、ハゲー」の豊田議員のインパクトは相当大きいと思いますので、自民党の公認を得ている都議会議員候補には少し可哀そうな気もしています。
その結果として小池都知事がリーダーの「都民ファーストの会」の公認候補や推薦候補が地滑り的な勝利を収めるのではないかと感じています。
そうなると、都議会の勢力図で一番大きい会派は「都民ファースト」の支援を受けている議員による会派になると想定すると、慣例で議長は第一会派から選出されるケースが多いので、都議会のイメージも大きく変わるの可能性が高いです。
ちなみに公明党の公認候補は支持母体がしっかりしていますので、おそらく全員当選をすると思いますし、共産党の公認候補もしっかりとした議席を確保するのではないかと考えています。
逆に「都議会自民党VS都民ファーストの会」という選挙の構図に、思いっきり埋没してしまっているのが、民進党の公認候補ではないでしょうか?
おそらく一人ひとりの公認候補の方々は皆さん努力され、素晴らしい方も多くいらっしゃると思いますが、残念ながら今回の都議選の構図の中では、「あえて民進党公認候補だから投票する!」というという有権者がどれだけいらっしゃるかが問われています。
そう考えると、非常に厳しい戦いとなっているのではないかと考えています。
地方議会議員は衆議院議員のように「解散」はありませんから、基本的に都議会議員に当選されれば4年間の任期を務めることになります。
逆に言えば、これまで現職の都議会議員であった方が落選した場合には、次に都議会議員選挙に立候補するまでの「4年間」は、とても厳しく長い4年間になると想像に難くありません。
東京都民の有権者の方は、是非とも投票に入っていただきたいと思います。
そして、ご自分の選挙区の中に積極的に応援したいと思える候補者がいない場合には、仕方なく消去法であっても、場合によっては写真や政策キャッチフレーズがキッカケであっても、何らかの理由をつけて、複数の候補者の中から「1人の候補者」を選んで、「投票」という形で託していただければと思います。
さぁ、いよいよ日曜日の投開票日が非常に気になって来ました。