山本直史です。
 
昨日、市議会にて会派「未来民進ちば」の総会を開いた後、熊谷市長を訪問しました。
 
僕が所属していている未来民進ちばは、12名の議員で構成され、民進党の党籍を持つ議員8人と、僕を含めた無所属の議員4人からなる会派で、千葉市議会においては第二会派です
 
12名の議員が集まれば、それぞれの個性や議員によって得意分野が異なるため、多様な意見があるというメリットがありますが、同時に多様な意見を集約し、会派として実現させたい未来のビジョンを共有する必要性や、会派としての意思統一も求められます。
 
基本的に議員が同じ会派を組むということは、目指すべき方向性やビジョンを共有しているからに他なりませんが、そうは言っても議員によって関心を持っているテーマや、実現させたい政策の優先順位も異なりますので、そのあたりは合意形成が必要となるわけです。
 
そのために、これまで会派での勉強会や先進行政市への視察、さらには新年度に向けた予算要望書を作る過程での意見交換などを通じて会派として目指すべきビジョンの共有を行い、昨年市長に提出した予算要望書の中身をさらに精査し、重点項目を絞った上で、さらに優先順位も決めました。
 
そして、昨日の午後に、全議員で熊谷市長を訪問し、市長応接室で熊谷市長との自由闊達な意見交換を行いました。
 
また、熊谷市長は5月に行われる千葉市長選挙において、既に「3期目を目指す」ことを表明されておりますので、会派として熊谷市長を支持し、一緒に目指すべき千葉市の未来ビジョンについての共有をはかりました。
 
未来民進ちばホームページ→
 
地方自治体は二元代表制で運営されており、有権者から選ばれた市長(1人)と、同じく有権者から選ばれた議員(千葉市議会定数:50名)で構成されています。
 
市役所は市長をトップとする執行機関で、議会は予算案や条例などを「決める」議決機関という役割ですので、それぞれがクルマの両輪となって動くことが大切です。
 
それだけに、市長が目指している方向性と、会派が目指している方向性をしっかりと共有し、それぞれの立場から共通ビジョンの実現を目指して市政発展を目指すことが一つの理想の形であるとも考えています。
 
これからも定期的に熊谷市長と意見交換をしながら、市政運営については厳しく目を光らせ、、良い取り組みについてはさらに加速を促し、取り組みが足りないと感じる部分は積極的に改善提案をすることなどを通じて、より良い市政を実現させるために「PDCA」をしっかりとまわすことの出来る体制を構築したいと考えています。