千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。
 
本日は千葉市議会議員団研修会が開催された。
いわば、千葉市議会議員全員が一堂に集まり地方行政について講師から学ぶ機会だ。
 
【演題】求められる政策~人口減少時代の地方行政~
【講師】小林伸年氏(こばやしのぶとし)/ 時事通信社編集委員兼海外速報部長
 
講演の中身は実に多彩でした。
 
災害対応、災害に強い交差点「ラウンドアバウト」、人口減少社会における地方都市、日本版CCRC構想、農産品の海外輸出、観光振興策などなど
 
その中で、僕がポイントだな・・・と感じた点をざっくり列挙致します。

ポイント①
「マーケティング」をしっかりすべき
→相手が何を求めているのかに的確に対応することが必要不可欠
〇長野県川上村のレタス畑(価格競争にならないために中部圏、関西圏に届けている)
 
ポイント②
〇観光交流人口の経済効果(2014年)
定住人口「1人」経済効果=外国人旅行者(9人分)、国内旅行者(27人分)、日帰り旅行者(84人分)

ポイント③
役所は成功事例を聞きたがるが、ただ単に他の自治体の成功事例をマネする
だけではダメだ
 
ポイント④
〇年金制度(社会保障制度)
自助型へ50年間くらいかけてシフトさせていくべき
現在は「世代間付与」→破たんする可能性
 
ポイント⑤
自殺者について15歳~44歳の死因ナンバーワンは「自殺」
他の要因ではなく「自殺」、他の国には見られない傾向
原因はいじめ?もしくは過労?
2013年の「他殺」によってお亡くなりになられた人数「370人」
 
【新たな提案】
福祉予算を活用して高齢者の外出を促すために自宅エリアと市街地などをつなぐバスを走らせることにより、お年寄りが家に引きこもる状態を解消することが大切。
 
中心市街地がコインパーキングになっている状態を解消するために考え方を「中心市街地にあり、電気・ガス・水道が完備している土地」と捉え、「人が使える」ようにするという発想が大切。

【千葉市への提案】
「あるものを生かす」「ないものねだりをしない」
「千葉市の魅力は何だ」を突き詰める
 
その際に、3~4年間しか住まない「転勤族」への調査活動が「鍵」
3~4年でいなくなるが、その土地の楽しみを見つけるのが上手→新しい発見がある
マーケティングを行う際の対象は「3層」に分かれる
 
ポイントは→誰に何を発信するか?
地元の人が行く店、観光客が行く店、転勤族が行く店は違う。
 
ふるさと納税
千葉市への寄付額「4000万円」
千葉市民が他の自治体への寄付額「6億円」
→千葉市の逆襲に期待したい


※今日はブログを書く時間があまり無かったため、誤字脱字はお許し下さい。