千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

地方議会は議決機関だ。

つまり、議会に上程された議案に対して議員は賛成または反対の意思表示を行い、過半数以上の賛成が得られれば「可決」となる。

採決において「賛否」の態度表明をすることは議員としての役割であり責任だ。

また、複数の議員が集まることで「会派」と呼ばれるグループが生まれ、会派を結成した場合には、当然その会派として態度表明をすることになる。

従って、会派として議案に対する「賛否」を決めるまでのプロセス、つまり会派内部で侃々諤々とした議論を交わすことがとても大切だったりする。

同じ会派に所属する以上、さすがに180度考えが異なる考えを持つ議員はいないが、テーマによっては議員同士の意見が異なるケースもある。

つまり会派としての「合意形成」に至るまでには議員同士がお互いに妥協する部分もある。

その傾向は会派に所属している議員が多ければ多いほど、さらには政党所属の議員や無所属の議員が混在している会派であれば、なおさら「会派としての合意形成」に時間がかかる。

そして、「会派としての合意形成」され、出された結論には、それが、議案に対して賛成する場合でも、反対する場合でも、「理由」があるものだ。

いわば議員として、または、会派として「賛否」の態度表明をするという事は、その判断をした責任を背負うことになる。

それだけに、賛成か、反対か、本当に判断する事が難しい微妙なケースの場合には結構大変だ。

仮に判断する事が難しいケースであっても、やはり議員としては最終的に「賛否」どちらかの判断をしなければならないので、そのような時は本当に胸が苦しくなる時もある。

ちなみに今議会は、僕が幹事長となって二回目の議会であるが、あらためて会派の幹事長としての役割を再認識し、同時にいろいろな大切な事を学ばさせていただく機会の多い議会となっている。

明日も気合いを入れて臨むぞ。