千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする

山本直史です。

 

北朝鮮が今朝9時半頃に5回目の核実験を強行した。

 

政府も詳しく情報収集しているようだが、事実だとすれば

本当にとんでもないことだ。

 

見方によっては日本の安全保障体制にとってとても深刻な事態

が訪れたと言っても過言ではない。

 

不用意に危機感を煽ることは本望ではないが、北朝鮮は最近に

なって相次いで日本が射程に入る中距離のミサイルを立て続けに

発射をしているという事実と、既に小型核弾頭の製造技術が確立

もしくは、見通しが立ったとなると、極めて深刻な事態と捉えたほう

が良いだろう。

 

戦後71年目を迎えた日本としては、これからも平和な社会の実現を

望み、目指したいところであるが、北朝鮮が小型核弾頭を開発し、

それが搭載可能なミサイルが日本の領土も射程圏内に入るレベル

にまで達しているのであれば、それは現実的な脅威そのものだ。

 

決してこの現実から目を背けることなく、国連や日米韓が連携して

平和と安全を守るための具体的なアクションを取るべきだ。

 

また、これは本当に残念なことではあるが、これまでは横田めぐみ

さんをはじめとする、日本人拉致被害者問題の解決に向けて

北朝鮮に対しては「対話と圧力」戦略だったが、北朝鮮が核実験を

強行したことで、結果的に戦略変更をせざるを得ず、拉致被害者問題

の全面解決には一層の時間がかかることになるだろう。