千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

市議会議員としての「仕事の本質」が何かを考えている。

それは、より良い社会実現するために、今よりほんの少し
であってもより良い未来を実現するために行動し続ける
ことであると考えている。

問題は、その「より良い未来」とは、どのような未来なのかという
定義と、その「より良い未来」を実現するには何が必要で、その
「より良い未来」を誰が実現するのかだ。

個人的には「より良い社会」を実現するのも、「より良い社会」に
なってきたと感じることが出来るのも、その「主人公」は少なくとも
この世に生まれ、今現在も生きている人々ではなかろうか。

つまり、生きている人にしか具体的なアクションを起こせないし、
同時にある程度生きている人にしか、「より良い社会になった」と
実感することは難しいだろう。

そう考えると「今」という時代を生きている我々大人は、先人から
引き継がれた今の社会を、よりよい形で次の世代にバトンタッチ
するために出来ることを全力でやることが未来への責任であると
感じている。

今を生きる人たち、その中でも特に現役世代の大人たちこそが、
先人から引き継がれた「バトン」を未来のためにピカピカに磨いて、
引き継ぐことが大切なのではないか。

そして、その先頭に立つのが「政治家」ではなかろうか。
少なくとも僕はそう考えている。

しかし、残念なことに政治家は「立候補」するだけでは議員に
なれず、選挙で有権者から信任され得票を得て当選しないと
議員にはなれない。

しかもその任期はわずかに4年間だ。

現代のような政治的無関心な有権者が多い社会の中で、
議員が主導して「主体的に行動する市民」を増やすのは実は
相当大変なことだとも認識している。

つまり有権者の側が「議員に何を求めるのか」が大切だ。

自分たちのために何かをして欲しいという、いわば「依存型」の
有権者が多い社会か、自分たちの事は自分たちがやるので社会
環境を整えて欲しいという「主体的」な有権者が多い社会かに
よって、当選する議員の質も変わるであろうし、それこそ議員が
当選してくる傾向こそが多様性をあらわしているとも言える。

ちなみに、僕は議員の仕事の本質は決して「便利屋」ではなと
考えているし、自分の票を得るために行動するのは議員本来の
仕事ではないと考えている。

また同時に、それは様々な意見の分かれるところであることも
認識している。

話を元に戻すが、僕が目指しているのは「未来に責任を果たせる
より良い社会を実現する」ことだが、それは僕ひとりでは到底実現
しないし、議員だけでも、公務員だけでも到底実現出来ない。

そして、もちろん民間企業だけでも、大学などの学校だけでも、
金融機関やマスコミだけでも、もちろん地域だけでも実現しない。

ではどうするか・・・。

問われているのが誰一人例外なく、全員参加型で、一人ひとりに
何かしらの役割と出番があり、自分の得意のところで活躍できる
社会を実現することが大前提になるのではないかと考えている。

そして議員はそのような社会を実現するために「環境」を整える
ために行動すべきではないかとも考えている。

一人ひとりに出番と役割のある社会。
そして自分の得意な分野でその人らしく活躍できる社会。

そんな社会の実現を目指して行動し続けることが、市議会議員
としての「仕事の本質」だと感じている。

だからこそ、自らが日々行動し続けることこそが、有権者への
責任を果たすことにつながり、僕なりの答えだと考えている。