千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

~千葉市議会第2回定例会一般質問~

【都市アイデンティティを活用したまちづくりと観光戦略について】

今回も一期一会の気持ちで「提案型の質問」を行いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

まず初めに都市アイデンティティを活用したまちづくりと
観光
戦略についてお伺いいたします。

千葉市は本年4月に「都市アイデンティティ戦略プラン」を策定
しました。

そしてこの「都市アイデンティティ」確立に向けて、いろいろと基礎
調査を行った結果、本市の都市アイデンティティとして
市内外から
評価が高かったのが次の二つです。

「古いものと新しいもの、都会と田舎、様々な融合が魅力を生む街」
というものと、

「海と緑に囲まれながら、本格的な文化・芸術・スポーツを楽しめる街」
というものです。

いいじゃないですか!

古いものと新しいものが融合し、都会と田舎が融合する、様々な
融合が魅力を生む街。

まさにこれこそが多様性、ダイバーシティであり、共生社会ですよ。

しかも縄文時代の7000年前という悠久歴史を積み重ねて、
現在は国家戦略特区として、まさにこれからの未来を、日本の未来を
切り開く都市、それがここ千葉市、最高じゃないですか。

さらに、海と緑に囲まれながら、本格的な文化・芸術・スポーツを
楽しめる街。

これもいいじゃないですか、海と緑に囲まれて・・・
本格的な・・・文化・芸術・スポーツを楽しめる街。

この「本格的な・・・」文化と芸術とは、ズバリ千葉市のどこの部分を
指しているのかは、わかりませんが、もちろん文化と芸術とスポーツが
楽しめる街であることは間違いありません。

そしてこれらを形成する千葉市固有の歴史や、ルーツに根差した
地域資源4つを選びました。

それが「加曽利貝塚」「オオガハス」「千葉氏」「海辺」です。

私はかねてより、千葉市を「選ばれる都市」にしたいと訴えてきました。

住むなら・・・、働くなら・・・、起業するなら・・・、訪れるなら・・・、そして、
ワクワクするなら・・・、外国人にとって日本に行くなら・・・千葉市という
ような感じです。

この千葉市という都市が様々な場面において「選ばれる」という
ことが大切です。

そのためには千葉市が本来持っている都市としての魅力が、住んで
いる人だけでなく、市外の方々にもちゃんと伝わることが重要です。

この差別化、他の街とは明らかに異なる「違い」こそが、
「千葉市らしさ」につながり、都市の魅力の源泉になると考えています。

そのような意味で、この「都市アイデンティティ」はとても大切で、
誰が何と言おうと、世界で唯一、この千葉市だけのものという意味です。

そしてこれから先に大切になるのは、この「都市アイデンティティ」を
千葉市のまちづくりにどのように生かしていくか、そしていかに市内外の
方々に認知していただき、同時に観光戦略につなげていけるかという
視点だと思います。

そこでお伺いいたします。


【質問①】
開府890年を記念して、8月21日に「千葉氏サミット」が開催されますが、
そのあと開府900年にあたる2026年に向けて、都市アイデンティティの
確立を目指しどのように動いて行くのか?

そして、大切なのは今から「都市アイデンティティ」を確立させるために、
すでに動いている様々な計画や各施策との連携を含めた効果的な
進め方です。

そこで、

【質問②】
都市アイデンティティの確立に向けて「まちづくり」や「観光」を含めた
様々な分野における推進の考え方について伺います。

また「都市アイデンティティ」の確立に向けて、4つの経営資源のうち、
特に「千葉氏」については今後どのように都市アイデンティティ戦略プランに
掲載されている「鎌倉時代のまちなみ」や、「千葉市らしさ」を感じる
「まちづくり」につなげて行くのかという点に加え、現在千葉氏関連の
展示がある郷土博物館についてはどのように考えているのかが気になります。

そこで、

【質問③】
「千葉駅周辺の活性化グランドデザイン」における「千葉氏」や
「郷土博物館」との相互連携について伺います。

最後に、

【質問④】
都市アイデンティティとして掲げている4つの地域資源を活用して、
今後「観光」ではどのように取り組んで行くのかを伺います。