千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

稼げる街ってどんな街?

今日は朝から一般質問の「稼げる街」についての当局の方々に対してレクを行いながらいろいろと考えていた。

そもそも「稼げる街」とは、具体的にどのような街なのか、その「定義」を確認しながら進めている。

「稼げる街」というからには、単なる企業誘致でも、単なる創業支援でも、単なる商店街支援でもない。

例えば…

正規社員の有効求人倍率が高いだけでなく、黒字の企業が多く、大学と連携したベンチャー企業が続々と生まれ、国内外からの様々な投資が集まり、多様な人材が活躍する街。

国内はもとより、世界最先端の技術を持つ企業が集まり、常に新しい気づきや発見があり、新しい商品やサービス、ビジネスが生まれやすい環境が整っている街。

多くの外国人観光客が続々とお越しになり、市内に宿泊して楽しんでもらえたり、例えば幕張メッセで開催されるイベントにあわせて仕事をするお父さんだけでなく、「家族も一緒に行きたい!」と思われる街。

いらっしゃった方々が皆口々に「せっかく来たんだから日帰りで帰るのはもったいないなぁ。せっかくだから宿泊しよう!」と思ってもらえるほど、魅力的でワクワクする街。

一言で「稼げる街」と言っても、そのイメージはいろいろあるのではないか。

しかし、「稼げる街」には、他の街とは異なる何かしらの理由があるはずだ。

魅力的で、ワクワクできて、チャンスがあって、いろいろな体験ができて、アクセスがしやすくて、新しい情報が続々と入って、どこか文化的な薫りもして、美味しくておしゃれな店が多くて….。

特に定義は無いが、「街」自体に、何かしらの可能性や魅力的に溢れているため、結果的に人材、元気な企業、あらゆる仕事、学べる学校、スポーツや文化などのエンターテイメント関連も自然と引き寄せられるように集積するイメージとも言える。

ただ、一朝一夕にそのような「街」は実現しないし、必ずしもパーフェクトな形で実現させる必要も無いかも知れない。

大切なのは、それぞれの「まち」が本来持っている「潜在的な魅力」を引き出し、磨くことで、緩やかであっても都市として持続可能なレベルでの成長を維持出来る仕事や雇用を生み出すことが大切だと考えている。

ということで、現在は「稼げる街」というキーワードで、様々な視点から提案型の質問を行う準備をしている。