千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

舛添東京都知事の都知事職への「居座り度」には
本当に驚いている。

恐ろしほどの執念だ。

これほど四面楚歌な状況にも関わらず、
これほど都政を停滞させているにも関わらず
これほど政治への信頼を損なっているにも関わらず

ずっと自分の「持論」を述べ続け、決して未来への
明るいビジョンを描けない状況下にも関わらず、
「続投する」という意思表示をし続ける精神構造には
本当に驚きだ。

奥さんは何も言わないのだろうか・・・?

これは東京都知事だけの話ではないが、一般に選挙で
選ばれる政治家は、有権者からの「あなたに任せた」
という負託があるからこそ、定められた任期だけ、
大きな権限を発揮することができる。

アンケートで約9割を超える有権者が「辞職して欲しい」
という意思表示をしているにも関わらず、マスコミや
都議会でも非常に厳しい指摘や質問をされているにも
関わらず未だ都知事の職に留まっていることが信じられない。

本日開催された都議会の集中審議の最後に、舛添知事は
「給与を全額返上する」という考えを明らかにし、
「自身の不信任決議案の提出」の猶予を求めたと報道
されています。

この、「給与を全額返上」してでも、都知事職に留まる
ことの意味は一体どこにあるのか?

僕の理解力が乏しいのか、本当に意味不明だ。

それとも舛添都知事は、自分自身の出処進退という
大局的な判断ができない方なのか?

それとも、極めて強い信念を持って「絶対に、絶対に
何がなんでも辞めるもんか」と心に決めているのか?

この構図にまで来ると、やはり最後は「辞任」か議会が
「不信任決議案」を可決するしかない。

いわゆる「内輪の論理」が優先され、中途半端な結論では
有権者も都民も国民も納得することは出来ないだろう。

2020年の東京オリンピックの実現には、なぜこうも
次から次へと予期せぬ問題が続発するのか・・・?

世界中に向けておもてなしの心を持ちつつ、日本人
としての誇りを大切にしたいのに、ここまでドタバタが
続くととても恥ずかしい気持になる。

舛添さん!頼む、辞職してくれ。
日本の首都東京のために、日本のために。