山本直史です。

本日は平成27年度の稲毛区地域活性化支援事業に採択された
「大人のそろばん教室」と「口紅の力セミナー」の第4回目開催を
させていただきました。

地域を活性化する活動は昨年からも継続して行っておりますが、
今年度は僕が代表を務めるNPO法人にこにこ稲毛が主催団体
となり、そろばん教室大手の石戸珠算学園、淑徳大学コミュニティ
政策学部矢尾板俊平研究室、そして口紅の力研究ネットワーク
(ハリウッド化粧品)の皆さんの協力を得ながら「平成27年度地域
活性化事業」に公募し、採択された事業の開催を致しました。

「大人のそろばん」は指先を使った反復運動と同時に脳機能を
活性化させるだけでなく、高齢者などは子どものころに経験した
そろばんを心理的に前向きに取り組むことで、より一層脳機能の
活性化が促進されるとされ、
具体的には・・・

「認知能力とコミュニケーション能力」の向上
身辺自立機能をつかさどる「前頭前野」の機能の活性化
痴呆、脳損傷、脳機能障害に悩む人の機能改善

のような効果があるとされています。

また「口紅の力」はハリウッド化粧品さんが東日本大震災後に
釜石市を支援していた際に、被災者から「必要なもの」として
依頼があったのが「化粧品」と「下着」という話が多かったことから
震災復興時、化粧品はハリウッド化粧品が、下着をワコールが
提供していた経緯がありました。

特に被災された方には「口紅」をつけてあげることで、特に高齢の
被災者には笑顔が戻り、一本一本の爪に水性のジェルを塗りながら
マッサージすることで「健康管理」にもつながったそうです。

震災から5年が経過した現在、少子高齢化の進展により徐々に
地域力が弱まってくる傾向が予測される地域の中で、今回のような
「大人のそろばん」や「口紅の力セミナー」を活用して人と人との
コミュニケーションの機会を増やすだけでなく、普段使わない脳の
機能を活性化することで、地域に住む方々が少しでも元気になれ
ばと考えています。

本日お忙しい中ご参加していただいた皆さま、そして今回の事業開催
にあたり、様々な面からご支援してくださった皆さま、本当にありがとう
ございました。