千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

「パート職員が6000万円着服」
という見出しのニュース。

僕がさきほどネットでこの見出しを見たとき、
「なぜこの企業はパートに6000万円という巨額を引出せる
ほどの役割を与えたのだろう?」と考えた?

そしてニュースを読み進めると、この企業は一般企業
ではなく、銀行ということがわかった。

しかも、それが千葉市に本店のある銀行ということもわかった。


【↓時事通信より引用】

千葉興業銀行(千葉市)は20日、検見川支店の渉外担当だった
女性パート職員(52)が、顧客4人の預金計約6000万円を
着服していたと発表した。

女性は事実関係を認め「クレジットカードの支払いに充てた」と
話しており、同行は近く業務上横領容疑で県警に告訴する方針。

同行によると、女性は2009年11月以降、親しくなった顧客に
定期預金の預け替えを勧め、解約金を着服したり、キャッシュカードを
預かり暗証番号を聞き出して現金を引き出したりしていた。

顧客からの問い合わせで7月に発覚した。

女性は約5000万円を使い切っていたという。
同行は9月に女性を懲戒解雇し顧客に弁済した。 

【↑以上引用】

銀行は既に女性パートを懲戒解雇し、顧客への弁済を
済ませ、これから県警に告訴するとの内容なのだが、
この女性パートの着服は6年前の2009年から行われて
いたとすれば、なぜ6年間も発覚しなかったのかが不思議だ。

6年間で4人の顧客から6000万円を引出し、そのうち
既に5000万円をクレジットカードで使い切ったということ
なのだが・・・

しかも裏ではそんな大それたことをしながら、表では何食わぬ
顔でパートの仕事を続けていたという事件。

このニュースからは詳しい背景や真相まではわからないが、
今回の事件を起こした女性パートには、民事でも刑事でも
きっちり責任を果たして欲しい。