千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

日本年金機構がサイバー攻撃を受けて年金受給者や加入者の
個人情報が流出した問題がニュースで取り上げられている。

報道によれば情報流出した約125万件の情報は949個の
ファイルに入り、そのうちファイルにパスワードがかけられて
いたのはわずか「7ファイル」のみだったという。

日本年金機構の内規ではファイルにパスワードをかけるように
定められていたようだが、実際にパスワードをかけていたのは
0.73%と、1%にも満たなかった。

99%のファイルがそのまま開けたことになる。

この流出してしまったファイルにおけるパスワードの
有効性がどこまで効果があるのかはわからないが、少なくとも
個人情報の管理体制が極めて甘かったと言わざるを得ない。

流出した情報とは、基礎年金番号に加え、氏名、生年月日、
住所の4種類の個人情報とのことだ。

いわゆる「住所、氏名、年齢(生年月日)」はまさに個人を
特定出来る個人情報そのものだけに、流出対象の125万人は
心配な状況が続くだろう。

日本年金機構は対象者にお詫びの手紙を送付を開始し、
「年金支払いへの影響はない」としているが、これだけ
インターネットが普及している時代において、セキュリティの
高度な安全度が求められる中での年金機構による個人情報
流出は、その真相を徹底的に究明して欲しい。

ひょっとしたら内部の事情に精通した人が絡んでいる
ケースもあるかも知れない・・・さすがに考えすぎだろうか。