千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

昨日は息子が通っている千葉市立柏台小学校の卒業式だった。

今年の卒業式では41名の6年生が卒業した。
柏台小学校は小規模校ではあるがとても素敵な卒業式だった。

一人一人名前を呼ばれると「はいっ!」と大きな声で返事をして壇上へ上がる。

そして、一礼して校長先生から卒業証書を受けとるとクルリと180度まわって、今度は壇上から在校生や保護者の方へ向かって大きな声で全員が「自分の将来なりたい夢を宣言」するのだ。

「僕の将来の夢は…」「私の将来の夢は…」と、41人全員が参列者の前で宣言する光景は圧巻だ。

「僕はどんな選手でもドリブルで抜ける一流のサッカー選手になることです。」や、「私はパンが大好きなので、食べた人が笑顔になるパン職人になることです。」など、とても具体的だ。

サッカー選手、野球選手から、警察官や保育士さんまで幅広い。

男子に多かったのはスポーツ選手やゲームクリエイターで、女子に多かったのは幼稚園を含む学校の先生であったが、ある女子が、将来の夢を宣言した瞬間に少しだけ会場がザワザワした。

「私の夢は、誰からも愛される内閣総理大臣になることです。」とキッパリと宣言した時だった。

本当に素晴らしい。

小学校の卒業式で、同級生や両親を前に壇上から「自分の将来の夢を宣言する」経験をした子供と、そのような経験をしなかった子供とでは、将来においてどのような違いがあるのか無いのかは、現時点ではわからない。

少なくとも、子供たちの純粋な将来の夢を聞いた側にとっては、素直に「彼らの夢が叶えられるように応援したい!」と思ったことは事実だ。

僕は純粋に「子供たちのそれぞれの夢が叶う社会」を実現させたい。