千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

今、なぜアゼルバイジャンなのか・・・
について書きたい。

※これは、今回のアゼルバイジャンで初めての日本製品展示会を主催した友人の石田和靖氏の著書からの抜粋となる。

「アゼルバイジャンはなぜドバイのブルジュカリハをゆうに凌ぐ世界一の高層ビルを建てるのか?」

西側の国々では非常に注目されている成長国にもかかわらず、日本ではなぜかアゼルバイジャンという注目の成長国が報道されることはほとんど無い。

→僕も正直い言って全く知らなかった。

ここ最近、エネルギー系のシンクタンクから「アゼルバイジャンが欧州~アジアの新エネルギー回廊の中心になりうる」あるいは、国連やNATOなどの国際機関が「この国のソフトパワーを強化して行くことが、周辺国によい影響をもたらす」などといった内容のレポートが発表され、日本以外の国が注目する
市場である。

→日本のエネルギーは海外から石油や天然ガスを輸入していることは知っていてもこのような事実は知らなかった。

石田氏は次のように言っている。

アゼルバイジャンはこれまで昨年秋と一昨年秋、2回行ったが、ここ2年で街の景色と国民生活が様変わりした国だ。覚悟はしていたが、想像を超える勢いの成長っぷりに驚いたのがまだ記憶に新しい。

街中は建設ラッシュ。首都バクー街並みは生き物のように進化を遂げている。10年前のドバイがそこには存在する。

→現地に入ってみると建設中の建物がいくつも存在していた。僕は今回が初めてなので、過去の状況はわからないが、これからさらに街並みが成長するような感覚を覚えた。

ユーラシア大陸の欧州とアジアの中間に位置するカスピ海沿岸の国アゼルバイジャンは、石油と天然ガスにより急成長している国だ。

また大量の化石燃料が埋まっているだけでなく、それらエネルギーを西と東へ供給するハブ的役割を担っている。

また、国連採択により、衛生通信とエネルギーのハブとして世界の中心となるべき使命を与えられた国で、TASIM(トランス・ユーラシア・スーパー・インフォメーション・ハイウェイ)やETOC(東西エネルギー回廊)といった国際プロジェクトの指揮官となっている国でもある。

→重ねて言うが、こんなことが国連で採択されていたとは全く知らなかった・・・。

これから国際社会でますます注目されてくるのは間違いなく、西側諸国や中東・中国の企業を中心にこの国への企業進出がはじまったところだ。

多額の外国投資によりこの国は一気に成長した。今後さらに、衛生通信・再生エネルギー分野と東西エネルギー回廊を中心にその成長はさらに加速度を増してくるだろう。アラブ連盟21カ国との経済協定も決まり、カタール政府系ファンドの巨額投資も決まった。また2015年にはヨーロピアンオリンピックのバクー大会も決まっている。

→知らないのは日本人だからなのか?
それとも報道されないからなのか?

2015年、つまり来年にはヨーロピアンオリンピックがアゼルバイジャンの首都バクーで開催されるとのことだが、そもそもその、ヨーロピアンオリンピックって何だ??
俺、何も知らないぞ・・・。

続く・・・。


アゼルバイジャンは国旗に〝炎”が入っている。〝炎”を模したフレームタワーズ。