千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

昨日から3名の日本人がノーベル物理学賞を受賞したニュースが大きく報道されている。

受賞されたのは、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3氏で、「青色LED」の基礎的研究の段階から実用化するまでを日本人の力で実現させた。

なぜ青色LEDの開発でノーベル賞がもらえたのか?

それは「色」を構成する赤緑青という「三原色」のうち、今まで多くの研究者がチャレンジしても開発出来なかった「青色LED」を開発し実用化させたからだ。

報道期間からのインタビューに答える姿はそれぞれ違いはあるものの、「青色LED」の実用化に至るまでには幾多の困難があったことは皆さん同じで、幾多の困難を乗り越えられてきた三人の表情からは「あきらめない気持ち」や「信念の強さ」から来るクールだが自信に満ち溢れた表情が印象的だった。

「あかり」はローソク、電球、蛍光灯と
進化し、LEDで第4世代と言われる。

彼らによって「青色LED」が開発されなければ、「白色」の明るい光を出すことが出来なかったことから、日常生活に無くてはならない電球や蛍光灯に代わる次世代の「あかり」にはなり得なかったわけだから人類にとって価値ある発明だ。

LEDは白熱電球と比べて消費電力が1/20で、寿命が100倍だと言うことを考えれば確実に地球環境保全にもつながる。

既にLED市場は大きく成長していて、2020年にはLED照明器具5.5兆円規模にまで拡大するとと予測されている。

今回、3名のノーベル物理学賞受賞者が誕生したことは日本人として本当に嬉しい。

3氏がそれぞれに持つ「自分を信じる強い信念」×「あきらめない気持ち」×「独創性」が青色LEDを実現させた原動力なのだろう。

技術大国日本の持つ底力にますます期待したい。