千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

本日から始まった臨時国会で安倍総理の
所信表明演説が行われた。

この所信表明を与党の自民党・公明党は
好意的に捉え、一方で野党各党は批判的な
コメントを出している。

今の日本は解決すべき課題が山積している。
ざっと考えてみてもいろいろある。

原発再稼働をどうするのか?
集団的自衛権の行使容認の方向性は?
アベノミクス3本目の矢である景気対策は?
来年10月に控える消費税10%への景気対策は?
人口減少社会に向けた具体的取り組みは?
増えつづける社会保障費と財政健全化の両立は?

今回の所信表明演説では「地方創生」と
「女性が輝く社会」に力点が置かれていたが、
その実効性を高めることが重要だ。

「地方創生」という旗印に対しては
誰も異論を挟まないだろうが、今までと
同じやり方では「あるべき地方創生」は
決して実現できないだろう。

現状を正しく認識した上で、従来にはない
踏み込んだ施策が求められる。

地方は少子化、高齢化、地方経済の活性化、
雇用創出(特に若者の雇用確保)さらには
支え合いのための地域コミュニテイづくりなど、
「創生」という言葉を言うためには解決すべき
課題は本当に多い。

本日の安倍総理の所信表明演説の中身を
抜粋すると・・・

「地方創生」については

・若者にとって魅力ある町づくり、
 人づくり、仕事づくりを進める。

・「まち・ひと・しごと創生本部」を
 創設し、大胆な政策を実行していく。

また成長戦略の実行では「女性が輝く社会」を掲げた。

・真に変革すべきは社会の意識そのもの。

・国、地方、企業などが一体となって、
 女性が活躍しやすい社会を目指す。

・国家戦略特区制度の更なる拡充を提案する。

・景気回復の実感を全国津々浦々に届ける
 ことが大きな使命である。

・「経済最優先」で政権運営に当たる。

演説の最後には「日本はもう成長できない」
といった悲観的意見に対しては地方の個性を
いかし、女性の活躍の舞台を用意することで
成長できると述べられていた。

「地方創生」は大賛成だ。

その「地方」の当事者とも言える我々地方自治体と
地方議会も自らの特色を出して国が目指す地方創生の
流れに率先垂範で取り組んで行くのが使命だ。

※ちなみに僕は10月2日に行われれる本会議で
「地方創生」に関わる踏み込んだ経済活性化策に
ついての質問準備をする予定です。