山本直史です。

いつものコンビニ行くと一冊の本が目に留まった。
「トヨタの片付け」という本だ。

トヨタと言えば世界的にもカンバン方式とか
「カイゼン」の仕組みが有名だが、仕事の一部として
「5S]という考え方が浸透しているという。

「5S」とな整理・整頓・清掃・清潔・しつけの
頭文字のSを取ったものだ。

この「5S」を徹底すれば仕事の生産性は
確実に上がることになる。

一方で、僕はこの整理整頓が極めて苦手で、
年末になると部屋や仕事の机の上も片付けたい
という気持ちがあるもののなかなか進められない。

ちなみこの本によればトヨタという企業は
「片付けは仕事の合間にするもの」ということではなく
「片付けも仕事の一部」と捉えているようだ。

トヨタの視点で見ると「安全の確保」「原価低減」
「品質の安定」「従業員のマネジメント」につながり
経営の全ての道はこの「5S」につながるとまで
考えられているようだ。

そしてこの「5S」の考え方とは・・・

①整理とは
「いるもの」と「いらないもの」を分け、
「いらないもの」は捨てる

②整頓とは
「必要なもの」を「必要なときに」
「必要なだけ」取り出せる

③清掃とは
キレイに掃除する、日常的に
使うものを汚れないようにする

④清潔
整理・整頓・清掃した状態を維持する

⑤しつけ
整理・整頓・清掃についてのルールを
守らせる

なるほど・・・
この「5S」意味はわかる。
確かにその通りだ。

そして今の僕の気持ちを正直に吐露すると
この「5S」の大切さを頭で理解しているだけでは
何も前に進まない。

実践してこそ意味がある・・・というものだ。
しかし、僕は昔からなかなか「片付け」が上手に
出来ない悲しい現状もある。

それは、心のどこかで「片付けは後で」と先送りしてしまう
感覚に加え、どこかで「捨てるのがもったいない」という気持ち、
「後で使うかもしれないから取っておこう」という気持ちが強い。

つまり「5S」の入口でもある「いるもの」と「いらないもの」を
分ける「整理」が苦手なのだと感じている。

しかしながら過去にはエイッ!と「いらないもの」をどっさりと
捨てたことはあるが、その後の「整頓」がうまくいかず、
結局は元に戻ってしまったことが何度かある。

よし、もう一度「トヨタの片付け」を読んで、「5S」の
チャレンジしてみようと思う。