山本直史です。

昨日は長男・佳之介の通っている柏台小学校で
文化祭のようなイベントである「柏台フェスタ」が開催されました。

今年は「おやじの会」として6名のお父さんたちと
「宝さがしゲーム」を企画して実施しました。

宝さがしゲームとは、7文字のひらがなを組み合わせて
正しい答えを導き出すと商品がもらえるゲームです。

1文字ずつひらがなをラミネート加工したものを、
学校校舎やグランドなど、あらかじめ下見をして
探しにくい場所決めておいた場所に貼りました。

児童たちには7カ所の文字が貼ってある場所を探すための
ヒントと答えを書く紙を全校生徒にあらかじめ渡しておいたので、
宝さがしゲームを開始する13時になると多くの児童が急に
行動を開始しました。

この7つのひらがなは、見つけにくい場所に貼ってあるだけでなく
全てのひらがなを見つけても、それを並べかえなければ
正しい答えにはならないので、そう簡単には答えを書いて
戻っては来ないだろうと思っていましたが予想に反し早い子は
開始からわずか10分で持って来ました。

ちなみに7つのひらがな組み合わせた答えは
「みんなが知っている人の名前」ということで、
「なかむらみのる」という校長先生の名前が答えです。

今回の宝さがしは早く正解した人から景品が選べるとあって
170名以上の児童が学校中をキーワードを探し求めて学校中を
歩き回っていました。

ところが途中から異変が・・・。

高学年の児童は知恵を働かせたのか7カ所のポイントに
書かれているそれぞれのひらがなを書く欄には何も書かず、
ただ「なかむらみのる」という「答え」だけを書いて持ってくる
児童が続出したのです。

さては、きっと誰かが「答えは校長先生の名前だぞ!」と
言っているに違いありません。

やはりズルは認められませんから、そのような児童には
もう一度自分で探しに行かせました。

そして60分の制限時間の終了間際になって一人の
小学校1年生の女の子が目を真っ赤にして泣きながら
紙を持って来ました。

その子の紙を見ると「白紙」でした。
そして彼女は「一生懸命探したけどわからなかった・・・」
景品交換担当のおとうさんの前で泣いています。

これはこれでズルをした6年生とは想定外の
異なるアクシデントです。

答えが合っているかを確認して正解であれば
景品をあげる景品交換担当のお父さんにとっては、
大の大人が小学校1年生の女の子を泣かせている
構図に見えます。

最終的には終了時間が間際だったのでその
1年生の女の子にも景品をあげました。

今回「おやじの会」が企画した宝さがしゲームは、
子供たちから大人気だったので校長先生と教頭先生から
とても高い評価をいただきました。

わが子の通う小学校の行事のためにお父さんたちが
“一肌脱ぐ”そんなおやじの会のメンバーの皆さんは
本当に素敵な方ばかりでした。

今後はお父さん同士の連携もさらに深めながら
学校のために活躍できる「場」をどんどん作ろうと思います。


結構な人気ぶり・・・。


縦には「ひらがな」を、横は並べ換えた「答え」を書きます。


教室を背にした窓越しからヒントの文字「か」を見つけます。


170枚以上の答えが集まりました。