山本直史です。

今日は畑に行って千葉の在来種でもある「千葉在来」という
蕎麦の収穫をしてしてきました。

これはNPO法人にこにこ稲毛の新しい農業プロジェクトです。
このプロジェクトのプロジェクトリーダーは坂口尚司さんに
よって進められています。

■プロジェクト名
千葉そばおこしプロジェクト
 
■企画の目的・主旨
千葉市の豊かな食材のひとつである「千葉在来そば」を活用し
地域振興、農地活性、地産地消を促進する。
 
■企画の内容
耕作放棄地や休墾田・畑を活用し、千葉在来そばの
生産量を増やし幻のそばを千葉市内のそば屋に普及させる。
千葉在来そばを市民に普及させる。
および、他県。他市からの集客に役立てる。
農地再生のビジネスモデルを確立すること。

坂口尚司と共に耕作放棄地を活用した「千葉在来」という
農業プロジェクトが具体的にスタートしたのは夏頃でしたが
9月に種まきをしてから約2ヶ月で収穫となりました。



この耕作放棄地は・・・・・

千葉市緑区にあります。
数年前からNPO法人にこにこ稲毛の農業プロジェクトとして
約2000坪の耕作放棄地を耕すプロジェクトを始めていました。
(食べる社会貢献ドリベジプロジェクトの一環です・・・)

当初は背丈より高い雑草ボウボウの畑を仲間ともに
草刈りから始めました。

しかし草を刈っても刈ってもすぐに伸びてきます。
雑草の伸びが非常に早いので土を耕すところまで
進みません。

耕作放棄地を活用し、農薬や化学肥料を一切使わない、
障害を持つ方や、刑務所を出所した方にも「出番」を作る
というコンセプトでスタートした畑なので苦難の連続です。

雑草を刈っては作物を種を蒔きますが雑草の方が
生育が早く少しずつ作物を取れるようになりましたが
ここまでで3年になります。

僕自身はなかなか畑に行くことは出来ませんでしたが、
この間、ずーっと畑を守りこの農業プロジェクトを進めて
くれたのが守屋聡です。

一時は「さすがに無理かな・・・」という時期もありましたが
そんな時に岡部さんや遠藤さんという熱い志を持つ
素晴らしい援軍が加わってくれました。

今年から坂口さんが「千葉そばおこしプロジェクト」を
立ち上げてくれたお陰で収穫の日を迎えることが出来ました。

蕎麦はこれからしばらく乾燥させる予定です。
それから、蕎麦の実を取り、ひいて粉にしてから、
12月上旬には粉からツルッとした蕎麦にする「蕎麦打ち」
イベントを開催する予定になっています。

誰かの「こうなったらいいな♪」という純粋は“想い”が、
勇気を持って一歩踏み出すことで仲間が集まり、
その想いの力が人と人とを結びつけ、様々なことがつながり
いつの間にか描いていた夢がカタチになる・・・・

そんな世の中って、何だか素敵な社会だと思う。

「自分たちの街は自分たちの力で魅力的な街にする」
というコンセプトがジワジワと広がって来ている
予感がします。



収穫前のそば


てんとう虫がいたるところに(無農薬だからかなぁ・・・)


うっすらと虹が見えました・・・