千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

千葉市議会の定例議会は昨日で閉会した。
議会が閉会すると個々の議員の活動が活発化する。

本日は宇留間議長、福谷副議長を含む有志の
市議会議員で美浜区にある幕張メッセで
開催されているシーテックジャパン2013を
訪問した。

通常このような場合には個人で申し込むのが
一般的だ。

しかし今の千葉市議会は議会改革の一環で
議会ICT化を積極的に進めるチームが発足しているのと、
たまたま議会が閉会した翌日に地元の幕張メッセで
「最先端IT・エレクトロニクス総合展」である
シーテックジャパン2013が開催されているという
こともあり、今回は議会事務局の素晴らしい
コーディネートで幕張メッセ×コンベンション主催者
との絶妙な連携で展示会主催者の事務局長が会場を
ご案内していただくという素晴らしい機会を得た。

案内役がコンベンションの全てを取り仕切る
事務局長ですから2時間程度で非常に内容の濃い
レクチャーを受けただけでなく、ソニーのブースでは
ソニーの取締役から直接話しをうかがえるという
本当に特別な対応をしていただいた。

本当に心から感謝したい。

シーテックジャパン2013のテーマは
「明日の暮らしと社会を創る技術力」というものだ。

普段はあまり詳しく知ることの少ない分野ではあるが
確実に未来の社会を支える技術が集積していた。

個人的には
三菱電機のヘリコプターから撮影した画像を
リアルタイムに衛生に送信するシステムに
驚いた。

何が凄いか・・・
ヘリコプターにはローターがあり、そのローターが
超高速で回転することで飛ぶことが出来る。

しかしそのローターが邪魔して、撮影した画像を
上空へ送ることが技術的に難しかったそうだ。

しかし新たな技術力で超・超コマ切れ電波を「出す」
「止める」を繰り返し、超高速回転で回るローターの
間と間にだけ「電波を出す」ことで、ヘリコプター上空の
衛生に画像データを送信することが出来るようになったそうだ。

そのメリットはこうだ。
従来の撮影画像を地上基地局に送るパターンだと
せっかく上空から画像を撮影しても例えば東日本大震災
津波被害などに地上の通信回線を確保出来ないケースが
想定される。

しかし、上空に飛ぶヘリコプターから衛生に画像データを
送ることが出来れば“空が見えるところ”がある限り
どこでも画像データをリアルタイムで送ることができるように
なるのだ。

そして、もう一つ。
ソニーの超微細技術による有機ELディスプレイだ。
従来の液晶パネルはライトを後ろから当てることで画面に
表示をしていたため、その場合は後ろから光りが当たるため
「黒」を「黒色」にすることが困難だった。

しかし、このパネルは「自光式」のため、
極めて綺麗な発色が実現しただけでなく、「黒」が
しっかりと「黒色」のため非常に鮮明な画像が
実現している。

比べてみると明らかな違いがある。

最近では韓国勢に押され気味電機業界に
あっても画質にこだわるソニーの底力を見た
気がした。

最後に・・・
今回はたまたま「シーテックジャパン2013」に
行ったのだが実は、幕張メッセでは年間を通じて
様々なコンベンションやエギジビションが開催されているが
なかなか足を運ぶ機会が少なかった。

考えてみれば全国や世界から交通費や宿泊費を
かけてでも幕張メッセで開催されるイベントに
お越しになる方が何百万人、何千万人もいる。

まさに千葉市という地元に住んでいる優位性を
活かしてより良い社会を実現するための様々な
展示会に足を運ぶ機会を増やすだけでなく、
もっともっと有機的な連携をするなどの展示会を
有益に活用する方法を考えたいと感じた。








三菱電機の画像伝送システム


世界初4K対応の有機ELテレビ。
六本木ヒルズの窓の中の人まで見えました・・・
凄い解像度。