千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

民主党の細野幹事長が辞任することになった。
幹事長職は党運営の中枢であり、今回の民主党の
歴史的敗北を考えれば辞任は当然とも言える。

当初海江田代表ら執行部は幹事長の辞任を慰留した
というが、今回の参院選でこれほどまでに有権者からの
支持を得られず歴史的敗北をしたことを考えれば、
代表を含めた執行部の責任の取り方が、
党の再生へとつながるのではないか。

このタイミングを逃すと全柔連の上村会長のような
”潔悪さ”が際立ち、党の再生が遠のくような
気がするのは僕だけか・・・。

また今回の参院選の東京都選挙区で公認候補を
応援せず公認を取り消された候補を応援したことで
実質的な分裂選挙をすることになった管直人元総理に
対しては離党勧告を出すという。当然の判断だろう。

加えて、6月に日本固有の領土である尖閣諸島について
「中国側からみれば盗んだと思われても仕方ない」と発言した
鳩山由起夫元総理は既に5月に離党しているが
離党前に遡って除籍をする予定だという。

お二方とも元とは言え、日本国の総理大臣経験者だ。
見識を疑うだけでなく半年前まで政権を担っていた
民主党内部の
ガバナンスはいったいどのようなもので
あったのか。

間違い無く言えることは党内の統治がしっかりと
出来なければ、国の統治など出来るはずも無い。

結果的にはこれでかつての民主党を支えていた
菅さん、鳩山さん、小沢さん、仙石さんが表舞台から
消え、細野幹事長が辞任・・・。

海江田代表がどのような覚悟を持ち、その手腕を発揮して
文字通り「解党的出直し」とも言える民主党の再生を
はかるのかに注目したい。