千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

しがらみにとらわれない改革派の市長が
市民の力で再選を果たした。

吉田雄人横須賀市長(37歳)だ。
任期満了に伴う横須賀市長選挙は昨日が
投開票日だった。

吉田雄人 87,185 無所属・現職 【当選】
広川聡美 76,961 無所属・新人
岸 牧子    8,121 無所属・新人

投票率は前回の45.22%から5%以上高くなり
50.72%だったが特に
選挙戦の構図と結果は
注目に値する。

再選を目指す現職の吉田雄人氏に対し、
無所属新人で前副市長の広川聡美氏(61歳)と、
同じく無所属新人の岸牧子氏(56歳)が立候補した。

実質的な選挙戦は現職の吉田氏に対し、
前副市長の広川氏の二氏による戦いとなった。

広川氏は吉田市長を支える立場の副市長を
昨年12月に辞職し、いわば反旗を翻して
市長選への立候補となった。

普通で考えれば、えっ?!何で??
という構図の選挙とも言える。

現職の吉田市長が相当嫌われていたのか、
市民派という旗印を持って改革してきた4年間で、
既得権を持つ方々へも本気で切り込んだ改革を
成し遂げたからなのか・・・。

理由は定かではないが、
広川氏には政権与党の自民党や
公明党だけでなく
無所属を含めて30名以上の
市議会議員や
県会議員がバックアップする
体制を構築した。

そして、広川氏の選対本部長には
自民党の若手ホープで地元横須賀では
圧倒的な人気を誇る小泉進次郎衆議院議員が
就任した。

小泉氏のブログによれば自分の選挙以上に
徹底した二人三脚のどぶ板選挙を展開したようだが、
結果的に従来型の組織選挙では現職に及ばなかった。

一方、吉田氏は「本人」と書かれたノボリを
自転車に掲げて3人組で横須賀市内を駆け巡る
選挙戦を
展開したが、市議時代から続けている
「駅頭活動を」市長になっても変わらず継続し、
「伝える政治」を
実践してきた人でもある。

一般的に政治への関心の薄い層や、
既存政党を支持しない、いわゆる無党派層の
票が
吉田氏を支持した結果だろう。

地方から未来を切り拓き、その街の誰もが
「住んでいて良かった♪」と思える街にするのは、
国や国会議員では無く、その地域に住む人が
自ら主体性を持って立ち上がるしかない・・・。

そんな事を感じた選挙だった。


【今の雑感・・・】
今回の選挙戦では吉田雄人市長の
応援のために2回横須賀市へ行きました。

僕は逗子市出身で横須賀市にある
県立久里浜高校に3年間通いました。

当時の久里浜高校は新設校で先輩がまだ
1学年しかいない「2期生」で入学時は
プレハブ校舎でした。

高校を卒業してから26年。
今度は千葉市議会議員として友人で
市民派の吉田雄人市長を
応援しました。

吉田市長とは政策学校一新塾で学び、
4年前も応援させていただいたご縁です。

最近では改革派・市民派の市長が日本各地で
続々と誕生しています。

鎌倉市の松尾市長、松阪市の山中市長
氷見市の本川市長など、個人的にも
親しくさせていただいている改革派市長と
呼ばれる地域のリーダーが多く誕生することで
日本は必ず元気になると確信しています。

※公職選挙法を守るためブログ記事の
更新が本日となりました。




京急久里浜駅前(高校時代が懐かしい・・・)




選挙戦最終日の様子