千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

23日に投開票の行われた東京都議会議員選挙は
自民・公明の候補者が全員当選という
政権与党の完勝に終わった。

驚きなのは、わずか半年前まで政権与党で
都議会でも第1党であった民主党が第4党に
惨敗し、共産党が第3党まで躍進したことだ。

今回の選挙は過去に2番目に低い投票率
だったこともあり、その事が相対的に
「確かな野党」としての一定の支持層を持つ
共産党議席が増えた要因ではないか。

一方で、今回議席増を果たした共産党と
みんなの党を除く野党は、候補者擁立などの
選挙戦略の稚拙さも否めなかったのではないか。

いよいよ参議院選挙まで1ヶ月を切った。

43名の現職議員が多数落選し15議席しか
議席の獲得を出来なかった民主党や
34人の候補者を擁立しながら2名の当選者しか
出せなかった日本維新の会は急ピッチで
選挙態勢を見直さないと支持者を増やし
党勢を回復させるのは決して容易な事では無い。

今回落選した多くの民主党の現職都議会議員や
維新の会から出馬しながらも当選できなかった
新人候補の中には人物的に素晴らしい方も
多くいるはずだが、国政の流れには逆らえなかった。

有為な人材が日本の未来を考え、志を掲げ、

勇気を持って政治の道にチャレンジしても
選挙で当選することが出来なければ、
議員として活動することは出来ない。

選挙に立候補して「落選する」というのは、
それが現職であっても新人候補であっても、
本人は相当キツイが、その周りも大変だ。

そんな厳しい現実を受け止めつつも、
一人でも多くの方が社会に関心を寄せ、
より良い社会の実現のために立ち上がる人が
増える社会を実現させたい。