千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

千葉市は高度成長時代に急激に人口が増えた。
しかし今後はそれだけ急速に高齢化が進む。

かつて団塊世代はまだ若くバリバリと仕事に励み
街には多くの子供たちがいて活気があった。

その子供たちは立派に成長し、
今ではそれぞれの場所で家庭を持っているから
当然昔と今とでは人口動態は変わりつつある。

息子や娘は年に数回孫をつれて実家に戻るという
パターンが多いのではないか。
実は僕自身も同様なパターンだ。

それだけにこれから「街づくり」を考えるには
今住んでいる人たちが、どうすればその地域で
安心して住み続けられるかという視点が大切だ。

誰がどこに誰と住んでいるのか・・・

個人のプライバシーを守りつつ、
その地域内における「共助の仕組み」を
作ることが求められている。

「共助」とは、支え合う仕組みであり
向こう三軒両隣的な考え方だ。

千葉市には戸建て住宅も大型団地もあるが、
確実に1世帯あたりの人数は減って来ている。

大きな家に老夫婦二人で住むパターンが多く、
中にはお一人で住まわれている場合もあるが
今後はこの傾向が加速する。

やはり誰でも慣れ親しんだ家にずっと
住んでいたいという希望はあるだろう。

その希望を「実現させる」ための仕組み作りこそ
政治家の仕事だ。

そして確実に言えること。
それは・・・

市民が動かず「行政」だけに頼っていては、
いつまでもたっても実現出来ないことに
「気づくこと」の大切さと、
そうであればどうすれば実現するのかを
市民が主体的に考え行動することの大切さが
求められている。