千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

衆議院が解散され、来月16日が投票日と決まった。

国会が解散した以上、選挙が行われるまでの一ヶ月間は
「政治空白」になるが、ねじれ国会などの影響で
決められない政治から脱却することが出来るのか注目したい。

「これからの日本の進路をどうするのか」
今回の総選挙を通じて国民の審判によって選ばれた
議員によって構成される新しい国会勢力図は16日に決まる。

選ぶのは有権者である我々自身だ。
今回の総選挙でどこの政党に投票しますか?
という問いに対する街の声として
「民主はがっかり、自民はこりごり、第三局はわけがわからない」
というものがあった。

なるほど、わかりやすい。

それは報道各社の世論調査の結果を見ても、
有権者の「迷い」が見てとれる。

これは有権者が未来を考え「判断」することの重要性が
高まることから健全な状況になったのではないか。

それだけに、候補者を擁立する「政党」側は有権者から
日本の未来を託されるわけだから、日本の未来について
どう考えているのかをわかりやすく示す必要がある。

そして、争点はいろいろある。

景気回復・雇用の確保を具体策をもってどのように考えているか
消費税増税と社会保障改革をどのように考えているか
原発は推進するのか、脱原発なのか、判断を先送りするのか
TPP交渉参加のテーブルにつくのか、つかないのか

その他にもある。

尖閣・竹島の領有権にを含めた外交についての考え方
憲法改正についての考え方や
道州制などの地方分権について

現在の日本は日本は人口減少し始め、少子高齢化が加速し、
日本の国家財政も地方財政も巨額な借金をしている状況で
成熟国家への道を歩んでいるが、世界環境はグローバル化して
激動の時代に入っている。

かつてGNP世界第2位の地位にいた日本も、
政治の劣化により失われた20年を経て、
具体的に取れる選択肢も減って来ているような気がする。

僕は有権者に求められる判断基準は「今」も大事だが
「未来」はもっと大事だと考えている。
そして、国内だけの視点で物事を考えていては判断を
誤るような気がするので大局的な判断が求められると
考えている。

残念ながら現時点では僕も
民主にがっかり、自民はこりごり、
第三局はわからないというのが本音だ。

来月4日の公示を待たなければ小選挙区の構図は
確定しないが、有権者が「日本の未来を託せる」と
確信できる政党と候補者に投票することから
未来が開ける。