千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

今日はライフステーションオニオン(旧街の駅オークヒル)に
地元の稲毛区の千葉市立柏台小学校の子どもたち64人が
授業の一環で見学に来てくれた。

年間で20時間ある「生活」という授業の中で
1時間の授業を2回行うという組み立てになっており、
昨年に続き2回目となる。

先発隊と後発隊の2つの班に分かれ、
小学校から先生に引率されて来るのだが
子供たちの目はみんなキラキラと輝いている。

見学は新鮮な野菜が揃っている「マルシェ」
人と人とが集まり交流の場となる「カフェ」
新しいタイプの学童保育である「羊の本箱」
お年寄りのパワーリハビリ「にこにこステーションクラブ」
の4つを順に見学する。

スタッフが説明をして「何か質問はありまか?」と問いかけると
「はい!」、「はい!」、「はい!」、「はい!」と、
続々と手が挙がる。
本当に積極的だ。

「どんな時が嬉しいですか?」
「どんな時が大変ですか?」などなど、
「何でも答えますからどうぞ!」というスタッフも、
一瞬考える鋭い質問もあった。

団地商店街から撤退したスーパーマーケットの跡地を
地域コミュニティ拠点として再生してから2年3ヶ月。

「シャッターを開けよう!」が立ち上がったプロジェクトが
地元小学校の授業の一環として活用していただることは
本当に嬉しい限りだ。

そして、その見学にくる子供たちの両親が、
そこで働いている場所でもある。
これこそ地域コミュニティの強みだ。

今回は施設を見学することが目的の授業だが、
次回11月に開催される時は、今度は子供たちが
「店員」になる予定となっている。

この11月の時は、更に盛り上がる。

なぜなら、「子どもが店員になる」のであれば
それは自分の孫が「お店に立つ」わけだから、
おじいちゃんもおばあちゃんもお店にやってくるのだ。

こうして、地域のコミュニティは少しずつ活性化して行く。

誰かが勇気を持って踏み出したはじめの一歩が、
それがキッカケとなって、また次の夢を育み、
「自分達の街は自分達の力で魅力的にする」という
主体的な市民を誕生させる土壌を育んでいるとも言える。

見学に来てくれた子供たちが、将来大きくなった時、
今日の事を思い出してくれたら、それはとても嬉しい。

子供たちの純粋でキラキラした目を見ていたら、
そんなメッセージをもらった気がした。

「夢に挑戦し続ける大人たちに、子供たちは心を奪われる」





前川店長が先発隊に施設全体の話をしています。




マルシェでは農家さんが届けてくれた野菜がいっぱい。




カフェではおいしい料理とケーキがあります・・・




新しいタイプの学童保育「羊の本箱」は堤川先生が講師役に




パワーリハビリでお年寄りの皆さんがトレーニングをしています。




入り口から店内をパシャリ。




今年の夏から開通した無料の「まちのバス」です。