千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする

山本直史です。



自民党の新総裁は安倍元首相に決まった。


総裁選は40年ぶりに決選投票となったが
国会議員投票で安倍氏が石破氏を上回った。

そして党員票の過半数を取り決選投票を争った
石破氏は幹事長に就任する。

安倍総理が突然の辞任してから5年が経過した。
5年間はあっという間だ。

この間に自民党政権下で福田総理に麻生総理と
総理がコロコロと代わり、前回の総選挙では
民主党が圧勝し、初めて民主党政権となった。

そして鳩山総理が誕生したのだが、
民主党政権になっても約1年毎に
総理大臣が代わるペースは変わらない。

鳩山総理から菅総理になり、現在は野田総理なのだが
次の総選挙の結果で新しい総理大臣が誕生するだろう。

衆議院の解散がいつになるのかはわからないが
当面の国の政治は野田総理VS安倍新総裁の
構図で進む事になる。

一方で外に目を向けると日本と中国との関係が
悪化している。

野田総理が尖閣諸島の領土を個人所有者から
国有化したことがキッカケとして日中関係が
悪化しているのは事実だ。

中国側は日中関係の悪化の原因は全て日本にあると
主張しているようだがそれは詭弁だ。

しかし悪化した二国間の関係を改善して行く必要はある。

基本は外交努力により関係を正常化して行くべきだが
尖閣諸島を国有化した民主党野田政権でそれが
出来るのかが課題だ。

与党である民主党は当然としても、
自民党も野党ではあるが責任政党として
矜持を持って国政を担ってもらいたい。

赤字国債発行のための特例公債法案を通す
「協力する」カードを持つ自民党と
一票の格差是正と議員定数削減が
実現しない限り「解散しない」カードを持つ首相。

不毛な与野党対立による政治の停滞が
国益を損なうことのないようにしてほしい。