千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

僕は2009年にドリームプランプレゼンテーション
の全国大会に出場した。

そこでは「食べる社会貢献ドリームベジタブルプロジェクト」
という10分間のプレゼンテーションを行った。

増え続ける耕作放棄地を、
刑務所出所者や障害者など
就労が困難な方々の力を借りて畑を耕す・・・。

その畑で出来た野菜を食べることで
ありがとうという感謝の気持ちが生まれる。
食べた人も作った人もそれぞれがありがとうという
気持ちでつながる。

お母さんや子どもたちが、その野菜を
「食べたい」という気持ちが生まれ、
徐々に共感の輪が広がると、
みんなに出番が生まれ、雇用創出につながり
社会の課題を事業的手法で解決する
「持続可能な仕組み」を目指すプロジェクトだ。

ドリベジプロジェクトは一つの事例に過ぎないが、
大切なことは「社会の課題解決を持続可能な
事業的手法で解決する仕組み」だと考えている。

自分が住んでいる地域を
自分たちが一肌脱いでもっともっ
と魅力的にする仕組みが必要だ。

「おかげさま」や「ありがとう」の心が地域の中で循環し
「困った時はお互い様よ」という向こう三軒両隣的な
文化が根付いた地域が日本中に生まれればきっと
良い社会になると考えている。

そんなキッカケはいろいろなところにある。

例えば有志で映画上映会を開催して地域をつなぐ事や、

地域の中に人が集まる拠点を作ることで、
いろいろな人の出番を作り
地域コミュニティを活性化させることもそうだ。

僕自身も千葉市で多くの仲間とともに実行委員を作り
「降りて行く生き方」という映画を上映したり、
現在では「うまれる」という映画の上映会の準備をしている。

また、「拠点」という意味で言えば、
僕の家族を含めて約3000人近くの住民が住んでいる
稲毛ファミールハイツの団地商店街が数年間シャッターが
閉まったままであったが、そのスーパーマーケットの
跡地を活用して地域活性化の拠点であるオープンさせた
「街の駅オークヒルをプロジェクト」なども取り組みの一つだ。

僕が住んでいる千葉という街に眠っている
地域の「宝」を見つけ、結びつけて
新しい価値を創出できれば
きっとその街は元気な街になる。

嘆いていても始まらないし隣の芝は青く見えるものだ。
無いことに落胆する時間をあるものを見つける時間にしよう。

自分達の手で自分達の街の魅力を引き出し、
さらに磨きあげて誰もが「住んでて良かった♪」と
実感できる街を目指したい。

大人が本気で動き始めた時、
その挑戦する大人の姿に
「僕も早く大人になりたい」と子どもは心を奪われる。

そんな夢と希望に満ちあふれた子どもたちをが
スクスクと成長する環境を地域全体で作るのが
今を生きる我々大人の責任だ。