千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

「社会保障と税の一体改革」に関して政府民主党の
素案は固まった。

党内反対派や、離党者まで出しながらも民主党は
与党として野田総理の不退転の決意で前に
進めたと考えている。

問題はここからだ。
政府は11日に与野党協議入りを目指しているが
現在のところ平行線が続いている。

しかし「社会保障と税の一体改革」は政権が民主党でも
自民党でも、どちらの政権でも必ず超えて行かなければいけない
国政の最重要課題だ。
与野党協議は行うべきだ。

現時点では自民党と公明党は協議入りを拒否しているが
そもそも消費税増税に反対ではない自民党の取るべき対応として
「協議」にさえ入らないという姿勢は、それこそ大局より
政局を目指しているようにも見える。

民主党は「社会保障と税の一体改革」の与野党協議に関して
「郵政改革」「国家公務員給与削減」「議員定数削減」の課題も
協議したい意向を示している。

是非とも公開された場で国政を担う各党が
それぞれの立場から正々堂々意見を述べ、
未来の日本をつくるために必ず越えなければならない
課題を徹底的に議論する過程を見たい。

それが国民から政治への信頼を取り戻す第一歩だ。