千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

民主党の若手議員が執行部に離党届けを提出した。
民主党の看板を背負い、政権交代へのマニフェストを掲げ
多くの国民から支持され2年前に政権交代を果たした。

有権者から託されて議員となった与党の議員が
政権政党を離党することは重い。

ある意味、離党することは選挙で託された有権者への
裏切りではないか。

離党した以上、民主党に対しては野党的立場となり
攻撃的な発言をすることになるのだろう。
必要なのは政治が国民からの信頼を取り戻し、
政治を前に進めることだ。

2年前に政権交代を賭けた総選挙で
民主党の看板を背負い小選挙区で当選した議員は
党を離党した上での次の戦略をどうするのか、この先何を目指すのか、
そして離党した真意を聞いてみたい。

与党の議員であれば離党する前に出来ることはいろいろあるはずだ。
その職責を果たさずに離党するという判断をしたことは
きちんとした説明責任を果たさなければならない。

まさかとは思うが、次の自分の選挙で民主党で選挙を戦うよりは
有利になることが理由だということはあるまい・・・。

そして、さらに説明責任を果たさなければならないのは
比例区で復活当選した議員だ。

彼らは民主党に所属しているからこそ
「比例区で当選した」ことに間違いはない。

総選挙後の首班指名で鳩山総理を誕生させ、その後に菅総理、
野田総理大臣を誕生させてきたのだ。

まさに今の日本の政治の中心を担っているのは民主党であるし
政治が解決しなければならない問題は山積している。

東日本大震災→復興
福島第一原発事故→収束と放射性物資の除染
TPP交渉→参加是非についての議論
安全保障体制→北朝鮮・中国/普天間基地移設
税と社会保障の一体改革→消費税増税
膨れ上がる借金→財政規律
超円高水準→景気回復と雇用創出

まさに、これからの子どもたちが希望のある日本を
どう実現するのか。

明るい未来へとどうつないで行くのか、
まさに今「政治」が問われている。

今、何をすることがベストなのかを考え、
政治を前に進めよう。