千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

非常に強い台風15号が関東にも近づいている。

夕方から夜半が山か。

幼い頃は「台風が来る」ことは「非日常」だという事から、
どこか怖いもの見たさからドキドキしていた。

当時は台風がもたらす「災害」というものを意識していなかったからだろう。

今回の台風15号の影響で名古屋市では天白川と庄内川の氾濫を警戒して
川の流域の周辺100万人に避難勧告を出した。
政令市名古屋で100万人の避難勧告。
これはすごい規模だ。

台風15号は非常に強い勢力を保ったまま本州へ上陸するコースを進んでいるから、
ここからは名古屋市だけでなく台風が通ると予想される地域は十分な警戒が必要だ。

最近は地震が頻発するだけでなく、台風、ゲリラ豪雨などの
自然災害が多く発生しているように感じる。

備えあれば憂いなしともいうが、人間は自然を相手にどこまで
「備え」という想定が出来るのか。

災害が発生し被害が出た場合に「想定外」と言うことは簡単だ。
「想定外」を「想定内」にする不断の努力が求められる。

過去の経験を十分に生かしつつも、世界的な気候変動の影響は、
経験則を越えた事象も生み出している。

人間が自然をコントロールすることなどできない。
文明がどれほど栄えても、人間は自然の中で生かされているという
自然に対する「畏敬の念」を持たなければならないと感じる。

台風15号による災害被害が最小限で収まることを願っている。