千葉市議会議員+千葉から日本を元気にする
山本直史です。

今日は僕が顧問をしている地元宮野木ビーバーズの春季大会に出席した。

ちなみに、この大会は「第4回山本直史杯」という副題がついている。

とてもありがたいが、少し恥ずかしい気持ちと何となく申し訳ない気持ちが入り交じった不思議な気持ちだ。

今日は44名の選手が4チームに分かれて試合を行う。
一年生から六年生までをバランス良く配置し、普段はコーチをしている保護者が今日は監督として指揮をとる。

チームの中での大会なのでいろいろとトライアルや創意工夫がはかられている大会だ。

驚くのは選手(子ども)は44人だが、大人(保護者)の人数を数えたら50人以上と、子どもの人数よりも多かった。

しかも、大人も単なる観客ではなく皆が役割を持ちながら大会をサポートしていた。

それだけに大会全体に活気があるし、何より保護者の情熱と一肌脱ごうという心意気を感じる。

コーチや監督や審判だけでなく、お昼ご飯のカレーを作ったり、マイクを使ってウグイスをしていたり・・・。

新人のお母さんがノートを持ってスコアブックやアナウンスなどねウグイスの勉強をしている姿にジーンとしてしまった。

代表に話を伺ったが、この地域は他の地域に比べて子どもたちの数が多い上に、保護者が一生懸命主体的に動いてくれるので、自分のやる事は限られていると。
以前に読んだ「もしも高校野球のマネージャーがドラッカーを読んだら」(いわゆる「もしドラ」)を思い出した。

少年野球という小さなコミュニティにも、親、子、ボランティアなど皆それぞれの役割があり、誰が欠けても今日の光景は無かっただろう。

このチームが勝敗にこだわる「強いチーム」を目指すのか、人間力を高め「野球の楽しさ」を目指すチームを目指すのか、またはその両立を目指すのか。

いずれにしても、「少年野球」を通じて地域コミュニティが活性化しているのは間違いない。