千葉から日本を元気にする
山本直史です。


僕が議員になってから4年が経過しますが
当選して初めての議会で質問した内容は「生活保護の不正受給」に関してでした。


限られた税金を1円たりとも無駄にすることなく、
効率的な行政運営による行政コストの削減策も提案してきました。


国も地方も極めて厳しい財政状況なので、
これだけお金が無く、無い袖は振れない状況なのに
生活保護を不正受給している人がいるのです。


目指すべきは「正直者がバカを見ない社会」です。
当たり前ですが、「公平公正な社会」を作らなければなりません。

そこで、約4年ぶり生活保護の不正受給について質問することにしました。


ちなみに、4年前の不正受給の件数は68件で8421万円でした。


そして平成21年度はというと、143件1億2036万円であり、
不正受給の最高額は669万円の金額でした。


4年前と比べて、件数は210%、そして金額ベースだと143%も増えていました。
不名誉ですが着実に増えているのが現実です。


しかもこれは「発覚したケース」だけですので、
まだ、水面下で発覚していないケースもあると推定できます。


詳しくは議会で質問しますが
生活保護の不正受給は、そもそももらえる資格が無いのに
生活保護費をもらい、制度的に健康保険料を支払う必要が無く、
仮に病気になり、医療機関にかかっても自己負担さえゼロなのです。


不正受給は社会の悪です!


これを許していたら、社会の秩序が保てないし将来へのツケを残すことになる。
「不正」には徹底的に厳しい態度で臨み、即刻全額返還をさせるべきだ。

「ホント、なめんなよ!」叫びたくなる。


そして「叫んでいるだけ」「吠えているだけ」では何も変わらない。

「不正を発覚するための具体的手法」を提案したり

「生活保護から脱却するための自立支援策」を具体的に進める準備を開始している。


気付いた人が、出来るところから始めよう。

答えは動くことにある。