今年はいろいろな事を考えながら、トライ&エラーを繰り返しながら


ただただ具体的に行動を起こした一年でした。




昨年12月にドリプラプレゼンターとして


「食べる社会貢献ドリベジプロジェクト」を夢を語りました。


プレゼンは多くの仲間のおかげで完成しました。




それから2週間後に新年を迎えました。


耕作放棄地を耕している畑で、満月と初日の出を同時に見ました。




ちょうどその頃、自分の住んでいる団地の商店街にある


4年前に撤退したスーパー跡地(300坪)の活性化の相談を受け


3月末に銀行から融資を受け、丸紅不動産から物件を取得し、


「地域を元気にする」構想というか、妄想を練りながら同志の仲間と共に


「想い」を「カタチ」にして行きました。


熱き想いはありながらも素人集団の我々には、苦難の連続でした。



団地の目の前には50年以上前に計画された「計画道路用地」があり、


活用されていなかったため、地域活性化を目的として駐車場としての活用を提案し、


千葉市から「道路の占用使用許可」を占用料を支払う事で実現しました。




改装をするにあたり、コンクリートむき出しの店内を「地域のコミュニティ拠点」に


生まれ変わらせるには、相当の困難がありましたが、7月10日に


「街の駅オークヒル」としてOPENすることが出来ました。


夏から秋にかけて、緑区の耕作放棄地を活用して作られた


完全無農薬の「トウモロコシ」と「サツマイモ」もお客様に提供できた。





そして、実はこの間同時に進んでいたプロジェクトがあります。


映画「降りてゆく生き方」上映と「千葉ドリプラそして「千葉市認定コミュニティビジネス」です。




映画「降りてゆく生き方」は5月29日で100名近いボランティアスタッフにより


千葉市民会館で2回上映し、1000名を超える方にご来場いただきました。


この映画は「街おこし」のキッカケとなる、自主上映映画としてNHKでも取り上げられ、


全国各地で大変なムーブメントを起こしています。


映画館での上映やDVDの販売はしていないため、


「この街でこの映画を上映したい!」という意思のある住民有志によって上映されます。


想定を超える成功だったのは、この映画上映を通じて新たな「千葉を元気にする仲間作り」


が出来たことです。





この仲間が11月の「千葉ドリームプランプレゼンテーション」の成功へとつながります。


自分の本気の「夢」を人の前でプレゼンテーションする。


そのプレゼン時間はわずか10分間。


この10分間のプレゼンのために、プレゼンターは「想い」のすべてを込めます。


そして、その「想い」を多くの仲間が本気で支援する。


すると「夢なんて・・・」と最初はバカにしていた人たちが、


徐々に仲間たちによる本気の支援の中で、気持ちが切り替わり


成長して行く・・・・。


その過程がこそが、「夢を現実にする」パワーへと昇華するプレゼンテーション大会だ。


僕は昨年全国大会に出場したプレゼンターなので、そこで得た経験を


本気で伝えた。




そして、街の駅オークヒルでは「料理教室」「ワインセミナー」


「命の大切さを伝えるイベント」「音楽コンサート」などなどが開催され、


さらに日本初の「資源リサイクルで地域活性化する事業」を展開しています。


家庭の新聞や雑誌を回収するこで、重さに応じて「ポイント」が貯まり、


そのポイントが街の駅オークヒルの商品やサービスと交換できます。


これは日本で唯一の仕組みで、


平成22年千葉市コミュニティビジネスに唯一認定された「コミュニティビジネス」です。





はじめは思いつきで、無計画でしたが、


何とか地域を活性化させたい


何とか「勇気」が出る街にしたい


何とか今の日本を包みこんでいる閉そく感を打破したい


そんな気持ちから、動いてきました。




さまざまなものを通じて、人と人とが出会い


ご縁がつながり、新しいプロジェクトが始まると、「最近、千葉って元気だよね?」


という声も聞こえるようになってきました。




それ以外にも・・・

チャリティゴルフプロジェクト

千葉から元気にする新年会

千葉から元気にする暑気払い

千葉起業応援屋台村「チキオチカ」

子どもを風に乗せるプロジェクト

耕作放棄地を活用した農業プロジェクト

社会貢献型自動販売機を千葉市動物公園に設置


などなどが千葉の仲間が動き出し展開されました。



迎える来年は、今年のご縁を大切にしながら、


さらに「千葉から元気にする」ために全力で行動しようと思います。


今年出会ったすべての皆さまへ


心から感謝の気持ちを申し上げ年末のご挨拶とさせていただきます。




千葉から日本を元気にする


山本直史