ラジオNIKKEI「テイスト・オブ・ジャズ」
今週のゲストは
ライターで音楽批評家の細田成嗣(なるし)さん
カンパニー社代表の工藤遥(はるか)さん

このお二人が手がけた本
「AA 50年後のアルバート・アイラー」が大変話題となっています。

番組では、いつもとちょっと趣を変えて、この本の序文の朗読から入りました。
(風邪をひいてひどい掠れ声で非常に恥ずかしいのですが。。。)

50年前に34才の若さで亡くなったサックスプレイヤー“アルバート アイラー”
その死も未だ謎に包まれているのだそうです。
それだけでも興味湧いて来ませんか?
でも、この本、決して単なる伝記ではないんです。
アイラーについて、色んな角度から幅広くまとめた、研究書です。
何と512ページもあるのです。
そう言ったら、工藤さんから「上質の薄い紙を使っているので、それほど厚くはないです」と補足が入りました(о´∀`о)

アイラーといえば、フリージャズ。
そのイメージが強くて、私はこれまでちょっと敬遠していたのですが
この本を読ませて頂き、そしてお二人からアイラーの魅力について伺っているうちに、興味がどんどん湧いてきました!
アイラーって結構ポップで聴きやすいじゃん♪って思えるようになりますよ。
私のように苦手意識のある方、是非是非、番組聴いてみて下さい!!

今回お届けする曲も、注目点の一つ。
アルバート アイラーの代表曲「GHOSTS」
この曲をさまざまなメンバーで、さまざまなアレンジで、たくさんのアルバムに残しているのですが
その変遷も辿ってみました。

※尚、曲のタイトルは、アイラーのイメージでは決して単体はなく複数系であったのだと思われるということで、本でも、この番組の中でも「ゴースツ」で統一しています。

M1「Ghost / Albert Ayler」('64『Spiritual Unity』より)
M2 「Ghost / Albert Ayler」('64『Ghost』より)
M3 「Ghost / Albert Ayler」('67『Love Cry』より)
M4 「New Ghost / Albert Ayler」('68『New Grass』より)

「テイスト・オブ・ジャズ」は
radikoのタイムフリーで
4月23日(金)18時30分までお聴き頂けます。
貴重な「GHOSTS」聴き比べ、お楽しみください♪