令和考124 自分の頭で考えていますか？

令和考124

「 自分の頭で考えていますか？」

令和５年が終わろうとしている。

あなたはこの令和という時代を

どのように受け止めているだろうか。

混乱の世の中、

得体のしれない恐怖

円安、不安定など

少なくとも良い言葉

あまり出てこないかもしれない。

しかし、令和という時代は

「様々なことが明るみに出る」時代であり

「知ろうと思えば、深い情報が探れる」時代でもある。

だからこそ、

自力で情報をきちんと取ろうとする人と

そうでない人で

人々の「常識」や「認識」には

大きな格差が出てきている。

新聞やテレビのように

一方的に与えられる情報だけで満足し

それ以上を望まない人、

すなわち、それを信じて疑わない人は

与えられた情報の中で常識を作り、

常に何かに扇動されて生きていくことになる。

根底には、

「新聞やテレビのいうことが正しい」という

深い思い込みがある。

では、仮に一方的に与えられる情報が

全くの嘘であったらどうなるのか？

例えばテレビが「東へ逃げろ」といったとする。

でもどう見ても、東へ行けば敵に囲まれてやられてしまう。

それでもテレビが行けといったから行く。

ここ数年、似たような話がなかっただろうか。

テレビが打てというから打った。

テレビに出ている芸能人がすすめるから打った。

その結果、元気だったのに、突然動けなくなったり、

重い病気にかかったり、亡くなったりしている。

という話を耳にしたり、目に触れたことが

あったのではなかろうか。

大切なことは、どんなときにも

目の前の情報をただただ鵜呑みにせず、

「自分の頭で考えられるかどうか」ということである。