令和考15
「がん細胞はあなたの分身！」
ガンは、
日本における病気の三大死因のひとつである。
これだけ医学が発達し、様々な治療法が
見出されているにもかかわらず、
ガンにかかる人は年々増えている。
ガンの種類によっては、今や二人に一人が
ガンにかかる時代と言われるまでになった。
ガンという病気は、
人の正常な細胞を侵食して乗っ取り、
体内から栄養を吸収して、
勢力をひたすら拡大していくという特徴がある。
風邪などのように、
外部からの菌やウイルスの浸食が原因なら、
菌を退治することで治せる。
しかし、ガンの場合は、
自分の中にある正常な細胞が、
ある日突然、変異するのである。
抗がん剤や放射線治療など、
ガン治療の主体は、
ガン細胞を死滅させようとするものだが、
細胞を死滅させるということは、
自分自身を破壊するという行為に相当する。
そして正常な細胞までもがダメージを受けるので、
結果として、免疫力を減退させてしてしまうのである。
自分の中にある正常な細胞が、
ある日突然、おかしくなるということは、
外部からの原因だと考えるには、
少し無理があるのではないか。
つまりは、
あなたの日々の意識の持ち方に問題があり、
そのことに気づきなさい、
ということを教えてくれている。
あなたの意識の持ち方、方向性に気づいて、
これまでの人生を振り返り、
あなたの意識のどこの部分が、
細胞を突然変異させてしまったのかを
病気に悲観することなく、
ひとつひとつ振り返ってみると
必ず原因が見つかる。
それは過重な仕事であったり、
人間関係の葛藤であったり、
様々な原因に思い当たることだろう。
そして、身体の声、心の声を
素直に受け止めたとき、
初めて回復への道が開けていく。
ガンは、
あなたの意識がつくっていると言われても、
すぐには信じられないかもしれない。
しかし、考えてみてほしい。
全身がガンに侵され、
最後に息を引き取ることになれば、
本人の意識はなくなり、
肉体としての機能が停止する。
すると、ガン細胞は、
途端に退縮して消滅していくのだ。
人間に意識があるからからこそ、
ガン細胞も生存することができるのであり、
意識がなくなれば、
ガン細胞も活動できなくなるのである。
これは大事なポイントである。
科学万能の今の時代だからこそ、
生きている私たちの、
「目に見えない意識」こそが、
肉体の機能をコントロールしている、
ということを真剣に受け止めるべき時が
来ているのではないだろうか。