令和考13
「病気をつくるのもあなた、
治すのもあなた！」
人は、誰でも簡単に
「病気をつくる力」を持っている。
たとえば無理をしたり、
心配ごとや悩みごとを抱えたり、
感情を乱して投げやりな生き方をしていれば、
確実に、病気を招くことができる。
心の中に、
ストレスや葛藤を長期に渡って溜め込めば、
ガン細胞さえつくることも可能な力を持っている。
それなのに人は、自分の心の中に
「病気を治す力」というものを見出すことは
なかなかできないようである。
大多数の人たちは、
「目に見えるものこそが、事実であり真実である」
という科学的証明に馴染んだ教育を受けているので、
「実は、目に見えない日ごろの自分の意識や
精神、思考というものが、
自分のからだの健康をいかに左右しているか」
ということが、とても信じられないようだ。
先ずあなたに押さえておいてもらいたいのは、
「病気は、最初はあなたの意識の中で起こっている」
ということである。
あなたの意識の中のバランスが崩れると、
あなたの体に病気が症状となって現われるのだ。
このことが理解できるあなたなら、
自分でつくった病気は、
自分の意識を変えることで治る、
と思えるのではなかろうか。
あなたができないと思うから、
あなたの身体もそれに従うのだ。
できる、とあなたが強く思ったならば、
身体は素直にそれに従うものだ。
あなたは、自分の意識や身体が、
そんなに信用できないでいるのだろうか？
目に見えるものだけを信じて、
ただ流れてきた情報だけを鵜呑みにしていては、
自分の身体の叫び声も聞くことができなくなる。
自分が病気になるまで
どんな生活をしてきたのか、
どんな意識が、今の病気をつくってきたのか・・・
自分の頭で考えて、
そのことを五感で感じることができれば
回復への道もみえてくるだろう。