意識力からの遺言4
「病気や病人が減らない理由は
外部に原因を求めているから!」
西洋医学は
「ひとつの病気にはひとつの原因がある」
として、病気の原因を科学的に追及してきた。
その結果はどうだろうか?
人間を機械の部品の一部であるかのような
機能レベルの処置しかしてこなかった。
一方、東洋医学においては、
「万病一元、血の汚れから生ず」
という基本理念の下、
すべての病気の原因はひとつであり、
それは血液の汚れであるとして、
人間の体を総合的にみる治療を行なってきた。
しかし残念ながら、
西洋医学も東洋医学も、
科学的努力や医学的処置のほかに
「何かするべきことがあるのではないか?」
という問いに答えを出せないままでいる。
病気も、病人も、
30年前と比較しても
少しも「減っていない」と言う事実に、
そろそろ人間は気がつかなければならない。
あなたのこれまでの意識の集積が
あなたの現在の肉体をつくっている。
病気というものは
意識(精神・心・思考)から
切り離しては成立しないものである。