ですから、
病気と闘うという気持ちを
前面に押し出して、
病気を敵として、
見なしているかぎり、
病気の症状は、
警告を発し続け、
存在し続けることに
なるでしょう。
なぜならば、
病気というものは、
あなたが闘ったり、
敵として見なすものではなく、
あなたが失くした性質や、
嫌った領域を
見せてくれる存在であり、
それは、元々、
あなたの心の中にあった
性質や領域の一部
だからなのです。
病気を敵と見なして
闘っている間は、
自分の内部と
闘っているわけですから、
いつまで経っても、
治らないということが、
ご理解いただるのは
ないでしょうか。
病気と闘うのではなく、
病気は、
あなたが足りないものを
教えようとしている
反面教師と捉えて、
病気が起きた理由を、
よくよく理解して、
意識することが、
とても大事なのです。